169センチ、69キロ――。小兵のチャンスメーカーが栄誉を勝ち取った。

 25日の都市対抗決勝は、NTT東日本が日本通運を下して36年ぶり2度目の優勝。MVPにあたる橋戸賞には入社3年目の福田周平(24)が選ばれた。打っては打率.550、遊撃守備でも優勝に貢献した。

 俊足巧打がウリで、明大時代は大学日本代表の主将を務めるほどだったが、力強さに欠けるところがあり、ドラフト指名対象になった昨年は指名漏れとなっていた。

 もっとも、この橋戸賞獲得によって評価が上増しされるはず。

「今年はただでさえ高校、大学が不作傾向で、しかも有力な高校生は大学へ進学するのが多い。足があって守れる遊撃手はどこも欲しい。福田にもチャンスがあるでしょう」

 とは、あるセ球団のスカウトだ。