昨夏甲子園準優勝の北海(南北海道)が今年も聖地にやってくる。

「全国的に見ても南北海道の上位校のレベルは高く、実力が拮抗しているため、お互いに切磋琢磨できる環境がある」と指摘するのは、北北海道のある強豪校の監督だ。

「北海、札幌第一、東海大札幌、駒大苫小牧、札幌日大、北照が6強といわれています。中学時代に札幌円山球場のバックスクリーンを越える打球を放った怪物中学生が、大阪桐蔭や東海大相模といった関西、関東の強豪校ではなく、6強の中の某校に進学した。道内の中学生はあまり外には出ずに、地元で進学先を探す傾向がある。地域のレベルが上がってきたのは、地元の有望な子が道外に流出しないことも、理由の一つといえます」

 北海は去る23日の南北海道大会決勝で「6強」の一角、東海大札幌を0―5から逆転した。3年連続で全国最多を更新する38度目の出場。粘りと経験と昨夏の悔しさを武器に、今年も上位進出を狙う。