やっぱりラグビーか――。甲子園出場を逃した早実の清宮幸太郎の転向説が、ネット上で話題になっている。ラグビー界きっての名将と言われる清宮克幸氏を父親を持ち、スポーツ英才教育を受けて育った清宮は、小4までラグビーにも汗を流した。

 甲子園がダメならDNAを生かして早実ラグビー部と兼部し、花園を目指してほしいという仰天プランが持ち上がっているのだが、実現の可能性はあるのか。高野連の見解はこうだ。

「冬場にラグビー、サッカー、アメフト、スキーなどをやるのは構いません」(広報)

 日本ラグビーフットボール協会は「高校球児が冬場にラグビーをやる事例は多く、珍しいケースではありません」(広報)とのこと。競技団体の規定はクリア。兼部を問題視することはないという。

 残るは母校の事情だ。早実は伝統的なスポーツ強豪校。全国高校ラグビー準優勝は1世紀近くもさかのぼるが、最近は強化が奏功し、選手層が厚くなってきている。

「硬式野球部とラグビー部の兼部は理論的には可能です」(高等部広報)

 どうやら、本人の思い切りとラグビー部の包容力次第で、清宮のラグビー転向に制約はないらしい。

 しかし、いくら経験者で、野球で鍛え上げているとはいえ、今から練習してラグビー選手として通用するのか――。