Jリーグ・10ゴールで得点ランクトップの鹿島FW上田綺世(23)のベルギー1部セルクル・ブルージュ移籍が本決まりとなり、日本代表を率いる森保一監督(53)の悩みのタネが増えた。7月19〜27日に行われる東アジアE-1選手権に「国内組で臨む」と明言している指揮官は、アテにしていた上田を招集できなくなったからである。

 上田の代わりが務まる選手は誰か。最初に名前が挙がるのが、鹿島で2トップを組んでいたFW鈴木優磨(26)だろう。

 19歳でJリーグデビュー。2018年のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)優勝の原動力となってMVPを獲得した。19年夏にベルギー1部シントトロイデンに移籍。20-21年シーズンに17ゴールを挙げて欧州内でも知名度を上げた。22年1月に古巣に復帰。身長182センチ、体重75キロの恵まれたフィジカルを生かし、アグレッシブにゴールを狙っていくのが身上。1トップもこなせることから、J関係者の間では「故障がちな代表FW大迫勇也(32)の代役として日本代表でのプレーを見てみたい」という声も少なくなかった。

 しかし、鈴木は一度も森保監督から呼ばれたことはなく、その理由として「森保監督の選手起用と采配に不平不満を漏らしているという話を聞かされた指揮官が、不快感をあらわにしながら『優磨は呼ばない』と言い放ったという噂がはびこっている」と話すマスコミ関係者がさらに続ける。

「1月に埼玉で行われたW杯最終予選・中国戦で森保ジャパンが2-0で勝利したが、森保監督に対して批判的なSNSに鈴木が<いいね>をしたという話もサッカー界に流れた。でも、鈴木が監督批判常習者というのは噂レベルでしかなく、そもそも森保監督は選手選考の際に私情を挟むタイプでもない。森保監督の欲するFW像に鈴木は該当していない──というのが真相でしょう」

 E-1選手権のメンバー発表は13日に予定されている。注目である。