柔道の世界選手権(8〜9月、ブダペスト)女子52キロ級代表の角田夏実(24)が17日、ロッテ−オリックス15回戦(ZOZOマリン)で始球式を務めた。

 球場に入る際は一礼して、柔道着に素足でマウンドに立った。審判役を務めた世界選手権同階級代表の志々目愛(23=ともに了徳寺学園職)の「はじめ!!」の声を聞くと、思い切り右腕を振り切った。ボールはワンバウンドでミットに吸い込まれ「一本!!」の場内アナウンスが流れた。「真っすぐ投げられて良かった。球技音痴なので、ストライクコースを投げられただけで80点。合格点です」と照れた。学芸大時代にソフトボール部に所属していた友人から投球フォームを学んだという。

 千葉県八千代市出身で幼少期には両親と球場に通った。2万人以上の観客の前で「このチャンスを必ずものにして(世界選手権では)精いっぱい頑張ります。千葉県出身です。千葉出身の方、応援よろしくお願いします!!」とあいさつした。緊張した気持ちを落ち着かせるためにロッテのマスコット、マーくんに小外刈りを決める場面もあった。

 試合前には、志々目とともに「勝利の女神メーク」にも挑戦。左目上にアイライナーでMマークを描き、女子力をアップさせた。志々目は「『はじめ!!』のイントネーションを間違えないか不安だったけど、声も張れたし大丈夫だったと思う。良い経験になりました。角田選手とは世界選手権の決勝で戦いたいです」と闘志を燃やした。