丸から学び、ともに戦う。巨人陽岱鋼外野手(31)が11日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った。前日10日に地元台湾から帰国。2日連続で同球場を訪れた丸と、練習前にロッカールームで加入後初対面しあいさつを交わした。「いいバッターですし、勉強になる。先輩、後輩は関係ない。うまくなりたいから、そういう行動を起こさないといけない」と2年連続セ・リーグMVPの強打者から打撃論を学ぶ意欲を示した。

室内練習場の片隅で、汗びっしょりに1人黙々とマシン打撃へ打ち込む姿に心を打たれた。「一番勉強になったのは野球に対する姿勢。僕らや若い選手は影響される。そういう選手が周りにいることはうれしい」と“丸効果”を実感。もちろん技術面でも「始動からスイングまで無駄がない。僕も同じく足を上げて打つ選手だから参考になる」とエキスを吸収した。

自身も17年にFAで日本ハムから巨人へ移籍。集合時間の30分前行動を心がける“ジャイアンツタイム”をはじめ、巨人ならではのしきたりへ慣れることが大事とし「ジャイアンツは歴史ある球団。ユニホームを着てプレーすることはみんなの憧れですし、責任感がある。(移籍後は)全部が大変だと思う」と思いやった。「僕らも負けるわけにはいかない。何とかリーグ優勝できるように頑張りたい」。表情を引き締めながら、切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。【桑原幹久】

〈主な“ジャイアンツルール”〉

◆ジャイアンツタイム 定められた集合時間の約30分前に集合する。

◆紳士たれ 長髪、茶髪やヒゲは原則的に禁止。外国人選手のタトゥーも見せないようにする。

◆服装 シーズン中の移動はフォーマルスタイルでネクタイ着用。夏場はクールビズを採用する。遠征先での外出時は素足や穴あきのジーンズは禁止。

◆ガム 原則、試合中はかまない。

◆ユニホーム だぼだぼパンツや、裾がラッパ型に広がったものは禁止。