<西武3−2オリックス>◇6月30日◇メットライフドーム

オリックスは球場変われど流れを変えられず、泥沼の7連敗を喫した。千葉でロッテに6連戦6連敗した悪循環を断てない。所沢での西武戦。拙守連発の悔しい1点差負けに、西村監督は「やっぱり、そこが失点に結びついている。きっちり取っていかないといけない。最初のは2死から。その後も取れておけば。結局6回の1点が最後まで…」と険しい表情で指摘した。

皮肉すぎる流れだった。2点ビハインドの6回無死一塁。山川のゴロを捕った三塁中川が二塁にワンバウンド送球…。併殺コースだったが痛恨の失策で走者の三塁進塁を許し、さらに内野ゴロで1点を失った。直後の攻撃で1点差に詰め寄ったが守備ミスで献上した1点で逃げ切られた。指揮官は「ゲッツーというのも」と嘆き節が止まらない。

この日は先発アルバースが力投していた。4回2死まで無安打無失点。この回は2死一、二塁で中村のゴロが一塁正面に飛んだが、T−岡田がはじく。満塁機を迎え、栗山に先制2点適時打を許した。致命的な守備だけでなく打線も援護できず、後手に回る試合運びで5回から継投へ。6連戦初戦からつぎ込んでいった救援陣は徒労に終わった。

昨季8勝17敗と苦戦した西武に惜敗し、連敗は止まらない。開幕10戦の1勝9敗は88年以来、32年ぶりの惨状で、近鉄と球団統合後ワーストの屈辱だ。指揮官も「これからですね。10試合というところで、あと110試合、しっかりと戦っていくだけ」と前を向くしかなかった。【酒井俊作】