<SMBC日本シリーズ2020:巨人2−13ソフトバンク>◇第2戦◇22日◇京セラドーム大阪

ソフトバンク・デスパイネが巨人にとどめを刺した。

5点リードの7回1死満塁で、巨人鍵屋から右翼席へ豪快アーチ。得意の逆方向弾は南海、ダイエー時代も含めて、シリーズで球団初のグランドスラムになった。「完璧でした。打った瞬間入ると思ったよ。今日はチャンスで回ってくることが多かったし、最高の結果になってくれて良かった」。ベンチに戻ると、すさまじい打球とは対照的な愛くるしい笑顔で、柳田、栗原とポーズを決めた。

この日は初回に内野ゴロで1点、5回に犠飛で1点と、走者を置いた打席ではすべて打点をマーク。1試合6打点は63年の巨人柴田、04年の西武カブレラに並ぶタイ記録だ。「記録のことは知らなかったが、素直にうれしい。4連勝できるように頑張りたい」。出塁率の高い最強クリーンナップの後ろに「恐怖の6番打者」が控えている。

▼デスパイネが満塁弾を含む6打点。日本シリーズで1試合6打点は、63年<7>戦柴田(巨人)04年<3>戦カブレラ(西武)に次ぐ3人目の最多タイ記録。満塁弾は18年<3>戦安部(広島)以来21人目だが、ソフトバンクでは球団史上初めてとなった。なお、外国人選手のアベック弾は、05年<2>戦ロッテのフランコ、李承■(■は火ヘンに華)以来、15年ぶり7組目。

▼デスパイネはこれで日本シリーズ通算19打点。シリーズの通算最多打点は長嶋(巨人)の66打点だが、球団では野村の17打点を抜く最多記録。外国人選手でも、マルカーノ(阪急)の19打点に並ぶ最多タイ。