<カージナルス8−5ロイヤルズ◇9日(日本時間10日)◇ブッシュスタジアム>

 幸運の猫が逆転劇を呼んだ!? 4−5とカージナルスが1点を追う6回裏、2死満塁。一打逆転の緊迫した場面で、打席にはメジャーを代表する捕手のヤディエル・モリーナ(35)。カウント1ボールとなったところで、いきなりモリーナがバットで左翼を指した。その先を見ると、グレーの子猫がグラウンドに乱入していた。子猫は中堅手ケーンの横をテクテク通過。フェンス際に追い込まれ係員に捕まったが、腕の中で大暴れ。なんとかグラウンド外まで運び出され、プレーが再開した。

 中断が影響したのか、直後の速球が甘めに入り、モリーナはそれを見逃さず、左翼席にたたき込んだ。試合を決める14号逆転満塁本塁打となり「最高だよ。グラウンドに何かが乱入したときは、大抵の場合は人だけど、動物だとは思わない。楽しかったね」と話した。

 被弾したモイランは「観客から歓声が上がったから、スコアボードに何か出たのかと思った。後ろを見たら、子猫が走り回っていたよ。人生で初めてのことだ」と振り返った。