プロボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27=M・T)が“栄養士帯同効果”を実感し、王座統一に自信を深めた。IBF同級王者の西田凌佑(28=六島)との2団体王座統一戦(8日、東京・有明コロシアム)を翌日に控えた7日、東京・後楽園ホールで計量に臨み53・3キロで1回目でクリア。「筋肉量を落とさずにベストの体がつくれた」と余裕の笑顔を見せた。

バンタム級では長身の172センチで減量に苦労してきたが、今回は約1カ月間の米国合宿に栄養士を帯同。野菜中心のヘルシーメニューで練習段階から体重調整を心がけてきた。「練習期間から栄養士に入ってもらって食事メニューを変えた。計量前日にはリミットに落ちて、水分をとったり食事をしたりしながら調整できた」と、あらためてその効果を実感していた。

自身初の統一戦という大一番にも、表情も言葉も穏やかで緊張感はない。「(笑顔は)体調がいいので。練習段階で気持ちを入れてできた。今は一仕事(減量)終えてホッとしている。ハッピー潤人で頑張りたい」。

無敗の王者対決だが、下馬評は3階級制覇の実績で上回る中谷が有利。「そこは期待してもらいたい。(リカバリーは)うなぎを食べようと思う。明日、ビッグバンを発揮できりように。この試合をクリアすればいろんな選択肢できてくる」。勝てば来春に計画される1階級上の4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)とのビッグマッチへ最高のアピールになる。中谷は自分に期待していた。【首藤正徳】