<フィギュアスケート:関東サマートロフィー>◇5日◇千葉・アクアリンクちば◇シニア女子ショートプログラム(SP)ほか

 平昌五輪を目指す樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)が、今季のSP「ジプシーの踊り」を初披露し、62・39点をマークした。

 今季SPは、バレエ「ドンキホーテ」内の激しいダンスの曲。樋口は、実際の舞台で使用する色に似せたオレンジ色の衣装で登場。テンポの速い曲調に合わせ、スピード感あふれる演技を見せた。冒頭の2回転半ジャンプを軽々と着氷。後半での3回転連続技は2本目のトーループが2回転にとどまったが、最後の3回転フリップは美しく決めた。終盤のステップでは、全身を大きく使った動きで、観客を魅了。会場からは自然と手拍子が起こった。

 今季初実戦を終えた樋口は、「ジャンプのタイミングはずれてしまったが、スピンやステップは大きく滑ることが出来ました」と納得の表情。「去年(のSP)は自分が持っていないものをやるよう作ってもらったので、どうやって表現するか考えながら滑っていた。今年のプログラムは、最初は苦しくて、最後は楽しいと分かりやすいので楽しく滑れている」と新演目との相性の良さを実感していた。