<競泳:日本選手権兼東京五輪代表選考会>◇8日◇東京アクアティクスセンター

午後5時5分から、4種目の決勝が行われる。

注目は男子200メートル個人メドレー。萩野公介(26=ブリヂストン)が、代表内定をかけて出陣する。19年世界選手権金メダル=代表内定の瀬戸大也も出場。五輪代表枠は残り1枠だ。

萩野は、16年リオデジャネイロ五輪金メダルの400メートルを回避。すでに800メートルリレー代表の座を得ているが、個人種目で五輪メダルを狙う同種目が今大会の本命だ。準決勝は全体1位で通過。「余力はある。死ぬ気で泳ぎたい」と決意表明。リオ五輪では銀メダルを獲得した種目。東京では金メダルに挑戦する。

優勝争いは萩野、瀬戸、ドーピング検査陽性から復帰したリオ五輪4位藤森太将、前半に強い松本周也らが競う形となる。

派遣標準記録は1分57秒98。

女子100メートル自由形は、白血病から回復を果たした池江璃花子がリード。涙の東京切符から中2日。予選54秒30、準決勝54秒36はともに全体トップで、リレー派遣標準記録54秒42をただ1人クリアしている。準決勝後は「53秒台はマストで出ると思います」。個人での派遣標準記録53秒31はなかなかのハードルとなるが、100メートルバタフライに続く2冠も視野に入った。

同種目は400メートルリレーメンバー4人の選考も兼ねる。五十嵐千尋、大本里佳、酒井夏海、そして200メートル背泳ぎを回避した白井璃緒らが候補になる。

男子200メートル背泳ぎは入江の優勝確実。派遣標準記録は1分57秒26。2人目の代表が決まるかが焦点だ。

女子200メートル平泳ぎは、渡部香生子が本命に掲げる種目。100メートルで五輪3大会連続出場を決めており、勢いを持続して臨む。派遣標準記録は2分24秒18。

午後の部は準決勝種目も行われる。

男子100メートルバタフライではともに日本記録51秒00の更新を掲げる水沼尚輝2組、川本武史1組が出場。専門外で出陣する「カツオ」こと松元克央のタイムにも注目が集まる。