2018年に『仮面ライダージオウ』の仮面ライダーウォズ役で俳優デビューした渡邊圭祐。その後、連ドラ『恋はつづくよどこまでも』『MIU404』(共に20年)と立て続けにヒット作に出演した。菅田将暉や神木隆之介らと同じ、黄金世代の93年生まれ。20代半ばでの遅めのキャリアスタートながらめきめきと頭角を現し、4月期の『恋はDeepに』では主演の綾野剛の弟役を好演した。

1993年11月21日生まれ、宮城県出身。18年に『仮面ライダージオウ』で俳優デビュー。出演作は文中の他に、連続ドラマ『直ちゃんは小学三年生』や、映画『ブレイブ 群青戦記』など。12月には舞台『彼女を笑う人がいても(仮)』に出演予定(写真:栗原達也)

そして現在は、『推しの王子様』(フジテレビ系)に出演中。乙女ゲームを手掛けるベンチャー企業の社長である日高泉美が、自分の理想を詰め込んだゲームキャラクターのケント様とそっくりな五十嵐航と偶然出会い、無気力で無作法な航を理想の男性に育てていく。泉美役で比嘉愛未が主演し、航役を渡邊が演じている。

ラブストーリーに出演するのは『恋つづ』、配信ドラマの『love distance』(20年)、『恋はDeepに』に続き4作目。俳優を始めて3年で、早くもGP帯(19〜23時)連ドラのヒロインの相手役に抜てきされた渡邊に話を聞いた。[日経エンタテインメント! 2021年9月号の記事を再構成]

「うれしかったですね、シンプルに。プロデューサーさんとお話をする機会がちょっと前にありまして。半分オーディションみたいな感じだったのか、後日、マネジャーさんから『この間会った方が作るドラマで仕事が決まったよ』と報告を受けて。こんなに大きな役なら、もうちょっと早めに言ってほしかったのに(笑)。でも、いつも通りの素のままでお話ししたのが、航のイメージには合っていたのかなとも思いました。

今回は撮影に入るまでに、プロデューサーさんや監督とディスカッションしたり、いつもより準備の時間を長めにいただけたんです。航は全話を通して、外面も中身もどんどん変化して成長していくので、『ここがキーになる』というすり合わせも必要で。僕と監督で本読みをやらせてもらいつつ、初期の航と、泉美さんに出会ってからの航というところの温度の違いも、イメージを共有してから撮影に臨めました」