バラエティ番組は芸人の主戦場だが、モデル、アイドル、俳優など、それぞれのフィールドで活動しながら、バラエティにも積極的に取り組み、お茶の間の人気者になる人も多い。

現在のバラエティ界でどんな人が台頭しているのかを探るため、40歳以下の芸人以外のタレントを対象に、バラエティ番組(18時以降の放送で、特番などは除く)に出演した回数を4カ月分カウント。人気の実態をひもといてみた。前編では女性タレントを取り上げる。

【調査方法】
40歳以下のタレント(芸人を除く)を対象に、バラエティ番組に出演した回数をカウント。調査期間は2021年4月1日〜7月31日。NHK総合+在京5局の地上波(関東地区)で18時以降に放送された、独立した番組名のあるバラエティ番組が対象(ニュースや情報色の強い番組を除く)。大人数のグループ番組、不定期放送と特番は対象外とした。

93本と圧倒的な出演数で1位になったのは、池田美優(みちょぱ)だった。『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)などのレギュラーに加え、『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)など、準レギュラー的に出演する番組が多数。民放各局に出演し、同じ番組に複数回呼ばれることが多いことから、「一緒に仕事をしたい」タレントの筆頭と言えそうだ。

■わずか1年でめるるが急伸

続いて、池田の『Popteen』モデルの後輩に当たる生見愛瑠(めるる)が60本で2位。20年から『そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?(※)』(テレビ朝日系)や、日曜昼の『スクール革命!』(日本テレビ系)に出演するようになり、わずか1年でバラエティの中心人物になった。『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)のようなスタジオバラエティからトーク系、クイズまで、様々なジャンルで求められている。[※21年から『芸能界常識チェック!〜トリニクって何の肉!?〜 』に改題]

ここ数年人気が途切れない滝沢カレンは、58本で3位。『伯山カレンの反省だ!!』が今年3月に終了した際は、インスタグラムで「納得いかない」「嫌です、絶対」と感情をあらわにして、バラエティ愛を見せた。『沸騰ワード10』(日本テレビ系)や『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)などで、安定した“オモシロワードセンス”を発揮している。

4位には50本で若槻千夏が入った。1度休止期間を経た復活組で、最近再び存在感を示し始めた。自分の立ち位置を分析したバラエティ論を話す機会も多く、この分野のエキスパート的な存在。

5位は、45本で指原莉乃。ゴールデンでの冠番組『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)があるほど、力のあるタレントとして認められている。4月からはさらに、土曜午前の『ゼロイチ』(日本テレビ系)でMCを務めているが、今回カウントしたのは夜の番組に限ったため、この順位に留まった。

6位には40本で朝日奈央、河北麻友子、森泉。朝日はロケもスタジオトークもこなせる万能選手、河北は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)ファミリー、森は16年続くレギュラー『おしゃれイズム』(日本テレビ系、9月で終了)があり、バラエティではおなじみの面々だ。

現在も拠点は青森だが、『THE突破ファイル』(日本テレビ系)など出演多数の王林、『有吉の壁』(日本テレビ系)で芸人相手に名アシストを見せる佐藤栞里が39本で9位。ここに新顔の鷲見玲奈が並んだ。昨年にテレビ東京を退社し、今年からタレント活動を本格化。『炎の体育会TV』(TBS系)のレギュラーを獲得したほか、『新しいカギ』(フジテレビ系)では「ぶっとび!飛美男くん」のコントメンバーに。『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』や『プレバト!!』(共にTBS系)にも定期的に出演している。