■「服屋が作る」個性派トート 持ち手は短め

「トートバッグを選ぶ際は持ち手の長さにも注目しましょう。持ち手が短いものを小脇に抱えるように持つ方が、かっこよく見えると思います」

そう語るのは、東京・渋谷にある「ZABOU(ザボウ)東京」の大井勇人氏だ。条件に合う一品としてBAG'n'NOUN(バッグンナウン)のバッグを紹介してくれた。

大阪の衣料品ブランド「NECESSARY OR UNNECESSARY(ネセサリー オア アンネセサリー)」が2006年に立ち上げたバッグ専門ブランド。テーマに掲げるのは「服屋が作るバッグ」。手下げ用の短い持ち手と、やや長めのショルダーストラップを付けている。BAG'n'NOUN / TOOL BAG 1万780円

「手に持ったとき、肩にかけたときの見え方がいずれも絶妙ですね。持ち手の長さはあえて調節できない仕様になっています。この長さで使ってほしいというブランドの自信の表れなのかなと思います。デザイン性を重視するバッグンナウンの哲学を感じる一品です」

ヌメ革の持ち手は使い込む程に風合いが変化する。本体には洗いざらした厚地のコットン生地を採用A4サイズの書類が入るメインポケットのほか、ペットボトルや折り畳み傘を入れられるサブポケットも充実

大井氏自身も日ごろから愛用しているという。使ってみて感じた魅力はどこにあるのか。

「バッグとしてはあまり見かけない色味が気に入っています。カーゴパンツやデニム、スラックスなど、幅広いアイテムとの相性もいい。様々な服装に合わせることを考えると、バッグの色選びは慎重になりがちですが、意外と使いやすい色だと思いますよ」

カーゴパンツやレザーシューズと合わせたコーディネート。ややオレンジがかったライトブラウンのような色味が映えるやや短めにデザインされたショルダーストラップ

文:FACY編集部 山梨幸輝