暖かくなるにつれて、軽やかな装いが本格化。スエットスーツ&Tシャツ、もしくはさらりとスキッパーなど、スポーティー&ヘルシーなファッションがメインになってくる季節です。けれど、皆が皆爽やかな雰囲気になるほど、女心に浮かぶのは一抹の物足りなさ。

「……おせちもいいけど、カレーもね」と思わずつぶやくのはニューシーズンの恋を探す東京駅丸の内中央口前、行幸通りが根城の女性たち。

ヘルシーな装いだけでは、女心はときめかないもの。どこかにちょっとしたこだわり、センスを匂わせるスパイスの効いたディテールがあってこそ、「……あら」と琴線に触れるのです。アイテム数が限られるこれからの季節のファッションになればなるほど、そんなディテールをどう仕込むかが大問題。小物の微差が大差になるシーズンの到来です。

「とはいってもねえ、昨今モニター越しも多いし、限界はあるよね」とは、メガネを春仕様の茶セルにしたばかりのダーリンのセリフ。メガネは確かに鉄壁の印象操作ツールですが、肌の露出が多くなるシーズンにこそぜひ仕込んで損がないアイテムがあるのです。

そう、それがバングルやブレスレット。憧れの上司がシャツの腕まくりをした途端、本能的に見入ってしまうように、男性の骨張った手や腕周りは女性にとって魅惑的なパーツ。軽装になるシーズン、それをさりげなく引き立てる小物は仕込んでおいて損はないのです。

■「さりげなく目立つ」で視線くぎ付け

「え? 女の人って男性のアクセ使いが苦手なのでは……」とは、件のメガネダーリンのつぶやき。ネックレスやリングなどは確かに行幸通りかいわいでは意見の分かれることもあるでしょう。けれどバングルやブレスなどは、時計の延長線上で捉えられるので許容範囲の女性が多いのです。

むしろ、品行方正な装いにセクシーなニュアンスを加えるグッドバランスなアイテムは、女性にとって目の正月です。

昨今はメンズの世界でもアクセサリーやジュエリーが実に充実。大人の深みに値するデザインもバリエーション豊かに登場。