起動しないパソコンの復旧にはコツがある(写真はイメージ=PIXTA)

ウィンドウズ10の起動に必要なファイルが何らかの原因で壊れ、起動できなくなったパソコンを修復するには、ウィンドウズ10の回復環境の「詳細オプション」が頼みの綱であることは前回の「Windows 10のソフト障害 頼みの綱は『回復環境』」で紹介した。今回は具体的な復旧手順を確認していこう。

■「スタートアップ修復」で問題を自動回復

「詳細オプション」に並ぶメニューで最初に試したいのが「スタートアップ修復」だ(図1)。修復するOS(基本ソフト)を選ぶと、修復作業が始まる(図2)。スタートアップ修復で問題が解決すれば、自動的に再起動がかかり正常に動作する。解決しなければ図3のようなエラー画面が出る。この画面から回復環境に戻れるので、再度試みよう。2、3回繰り返すと解決する場合もある。

図1 スタートアップ修復はシステムに必要なファイルやシステムドライブの確認と修復を実行し、正常な状態に戻す。回復環境の詳細オプションを開き「スタートアップ修復」を選ぶ図2 選択画面が表示されたら「Windows 10」を選ぶ。回復環境の起動方法によってはウィンドウズ10のユーザーアカウントでのサインインが必要となるので、ユーザーを選びパスワードを入力してサインインする図3 作業時間は2〜10分程度かかり、その間はパソコンの電源を落とさず待つ。修復が正常に完了すると再起動がかかる。正常に完了しなかった場合は下の画面が表示されるので、「詳細オプション」を選びスタートアップ修復を2〜3回実行して状況が変わるか試す