いまサングラスを選ぶならマスクとの相性も考えたい

全国のアパレルショップの情報を集めたウェブメディア「FACY MEN(フェイシーメン)」。提供元のファッション系ベンチャー、スタイラー(東京・渋谷)が、月間100万人を超える利用者の閲覧情報を分析、次のトレンドを読み解く。

FACY MENのメディア内では、「シャツ/ Tシャツ」、「ボトムス」などに次いで「小物・アクセサリー」に関する記事がよく読まれていた。今回は夏に欠かせない小物であるサングラスについて取り上げる。

サングラスに関する記事の頻出語としては、「鯖江」、「国産」、「日本」、「ヴィンテージ」が上位だった。

フレームの形状やレンズの色、生産地からブランドの個性まで、サングラスを選ぶときのポイントは多い。さらに新型コロナウイルス禍で手放せなくなったマスクとの相性も吟味する必要があるだろう。この夏、マスクの着用を前提にして、大人が手に入れるべきサングラスとは。FACYに登録する各店におすすめを聞いた。

■メガネからサングラスに「変身」 古びないデザインも人気

「サングラスとマスクを一緒に身につけた際、怪しく見えてしまう理由は顔の表情が分かりにくくなるためです。レンズの色が薄く、目がはっきりと見えるものを選ぶといいでしょう」

そう話すのは「JOURNAL STANDARD MEN'S 表参道」の青木志門氏だ。福井県鯖江市のブランド「SUNSHIFT by BJ CLASSIC(サンシフト バイ ビージェイクラシック)」の一品を紹介してくれた。サンシフトは、屋外に出ると紫外線に反応してレンズが色づき、サングラスになる特殊なメガネだ。

2005年に眼鏡作りの本場である福井県鯖江市でスタートしたアイウエアブランドの一品。紫外線だけでなく、液晶画面のブルーライトも防げる。ヴィンテージ感を演出するセルロイド特有の艶やかな風合いもポイントだ。SUNSHIFT by BJ CLASSIC / S-P551 3万7400円

「SUNSHIFTという特殊な調光レンズを採用したサングラスです。屋内ではレンズが透明なままなので、『夜や屋内でサングラスをかけると怪しく見える』という問題も解決できます。ブルーライトをカットしてくれるので、デスクワークにも使えます」

20代から30代以降まで、幅広い客層に人気があるアイテムと青木氏は話す。その理由はフレームの形状にもあるそうだ。

鼻に当たるパッドの形などを日本人の顔に合わせてデザイン。かけ心地への配慮が随所に屋外に出るとレンズがうっすらと色づく。色は濃くなりすぎないので目が隠れない

「このモデルは『ウェリントン型』といって、1950年代頃からずっと親しまれている形です。今に至るまで定番であり続けているのは、年齢層やファッションの傾向を問わない汎用性がある証拠。『いいものを長く使いたい』という方にもおすすめの一品ですね」