「ドライブ・マイ・カー」が米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞し、帰国後初の記者会見をする主演俳優の西島秀俊さん(右)。左は濱口竜介監督(4月5日、東京都千代田区の日本記者クラブ)

いま最もニュースなルックといったら、西島秀俊氏をおいてほかにない。コミカルな役からシリアスな役まで自在に演じ分ける実力派俳優として、ドラマに映画にひっぱりだこである。最近の出演ドラマを挙げただけでも『ストロベリーナイト』『チーム・バチスタ2』『おかえりモネ』『きのう何食べた?』『真犯人フラグ』などなど、ヒットしたドラマばかり。さらに西島人気に拍車をかけたのが、話題の主演映画『ドライブ・マイ・カー』だ。第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を獲得し、いよいよハリウッド俳優として世界デビューも夢ではない。

■日本人初の「アルマーニ」広告モデル

西島氏はファッションの世界ではひと足早く、あの『ジョルジオ・アルマーニ』の広告モデルになんと日本人で初めて起用されて世界デビューを果たしている。彼が日本人初のジョルジオ・アルマーニの広告モデルとして起用されたのは、オーダーメードライン『メイドトゥメジャー』のキャンペーン広告。2017年の春夏から4シーズン連続でモデルに起用された。これもジョルジオ・アルマーニの広告では初めてのことで快挙だという。

単なるイケメンのモデルではなく、役者として大人の男の渋さが増した端正なルックスと、鍛え抜かれた身体で、ラグジュアリーなアルマーニスタイルのスーツやタキシードを、まるで演技をするかのように自在に着こなす西島氏。「帝王」ことジョルジオ・アルマーニ氏も「秀俊はナチュラルでバランスがとてもよく、私が考えるテーラードスーツを完璧なまでに具体化してくれる」と大絶賛。ミラノで開催されたアルマーニのショーにも招かれ、世界から集まったフロントローたちと一緒に最前列でコレクションを堪能したのだそうだ。

こうして書くと、西島氏はいつもラグジュアリーなファッションブランドを着ている服好きのおしゃれな芸能人のようだが、実はまったくその逆である。普段の彼のスタイルは至って地味で、いつも同じような格好をしている。