パソコンが備える各種端子(インターフェース)を解説する連載の2回目。今回はSDカードと映像端子の最新事情を紹介する。

■SDカードは規格をチェック

パソコンが備えるSDカードリーダーは、対応規格に着目したい。現在、ほとんどのカードリーダーがSDXCという規格に対応する(図1)。対応するカードなら最大2TBのデータを保存できる。カードスロットの付近に規格のロゴが刻印されていることが多いので確認しよう(図2)。

図1 SDカードは容量で規格が異なる。現在のパソコンは、ほぼすべてがSDXCカードやmicroSDXCカードに対応しており困ることはない。しかし、古い機器では大容量のSDカードを利用できないことがあるので注意したい図2 カードスロット付近に、対応カードのロゴが刻印されている。このロゴで対応状況を確認する

データ転送速度が気になるなら、カード裏面の接点に着目しよう(図3)。UHS-IIやUHS-IIIと呼ばれる高速データ転送規格に対応したカードは、接点の数が多く読み書きが速い。UHS-IIのデータ転送速度は最大312メガバイト(メガは100万、MB)/秒でデータの転送も快適だ。

図3 UHS-IIやUHS-IIIのSDカードは、広く使われているUHS-Iのカードよりも接点が多く、対応カードリーダーだと高速に読み書きできる。非対応のカードリーダーでもUHS-Iのカードとして読み書き可能だ

■HDMIは最新バージョン対応なら万全

映像端子の規格「HDMI」は、バージョンによって転送速度、解像度、リフレッシュレートなどが異なる(図4)。

図4 HDMI端子はバージョンによって転送速度や機能が異なる。最新は「ウルトラハイスピード」と呼ばれるHDMI 2.1で、8K映像の転送に対応する

各バージョンには名称が付けられており、ケーブルのパッケージなどに記載されている。現在最速のウルトラハイスピードのケーブルを買っておけば、ほぼすべての環境で問題ない(図5)。

図5 HDMI端子のバージョンに合わせてHDMIケーブルを選ぶ。現在販売されているHDMIケーブルのパッケージには、バージョンが名称で記載されておりわかりづらい。迷ったら現在最上位のウルトラハイスピードを選べばよい

各種映像出力端子は原則変換できるが、端子の変換で済む場合と映像コンバーターが必要な場合があるので注意したい(図6)。

図6 各映像端子の接続の可否をまとめた。変換の際、アダプターで済む端子もあれば、コンバーターが必要な端子もある。HDMIは各種端子に変換できるので、パソコンにHDMI端子があれば多くのディスプレーと接続しやすい