福岡県は、九州豪雨の影響で客足が落ち込んだ被災地の観光復興に向け、朝倉市、東峰村、添田町、うきは市を訪れる旅行・宿泊料金を独自に割り引く新制度「ふくおか応援割」を今月中旬に始める方針を固めた。夏休みや秋の行楽シーズンに合わせ、旅行需要の掘り起こしを狙う。

 旅行会社が4市町村での宿泊や観光を組み込んだ商品を企画した場合、料金の一部を県が負担する。割引額は宿泊付きツアーが1人当たり3千円、日帰りは同2千円。期間は来年1月末までで、約2万3千人の利用を見込む。関連予算を盛り込んだ補正予算案を9月定例県議会に提出する。

 豪雨発生以降、被災地周辺のホテル・旅館では約1万2千人のキャンセルが出た。朝倉市の原鶴温泉も通常営業に戻ったが、客足は戻っていない。

=2017/08/02付 西日本新聞朝刊=