7月下旬、福岡県飯塚市の小学5年の男児がヘビにかまれ5日間入院したことに関連し、かんだのは毒ヘビのヤマカガシの可能性があることが分かった。男児の母親によると、入院先の病院関係者から、症状やヘビの特徴などを基に、「ヤマカガシとみられる」と伝えられたという。

 男児の母親によると、7月25日に宮若市の千石峡で川遊び中、男児が緑と赤色に、黒の斑点模様のヘビを発見。男児が捕まえると、右手の親指を約5分間かみ続けた。男児はヘビの首元をつかむなどして弱らせ、離し、母親が袋に入れて捕獲した。男児は同日から入院。血清の投与などの治療を受け、29日に退院した。

 「日本蛇族学術研究所」(群馬県)の堺淳主任研究員(62)は「ヤマカガシには手を出さなければかまれることはない。見つけても近寄らないことが大事。腫れや痛みは出ないが、かまれたらすぐに病院にいくことをすすめる」と話した。

 7月29日には兵庫県で、男児がヤマカガシとみられるヘビにかまれ、一時意識不明の重体となった。ヤマカガシは全国に広く生息。かまれると死に至ることもある。