国営諫早湾干拓事業でできた長崎県諫早市の中央干拓地の畑でアカシソが収穫期を迎え、約6ヘクタールの農地がワインレッド色に染まっている。今月いっぱい、色鮮やかな光景が広がる。

 アカシソは松尾公春さん(60)の農場で昨年から栽培を始めた。機械で葉を刈り込んだ後は緑肥とし、畑の土作りにつなげる。今月までに約60トンを収穫し、ふりかけの原料にするほか、今年からはシソを使ったジュースも商品化。「感動の赤しそ」「Shiso Rouge」の商品名で、大都市圏の百貨店や高級スーパーなどで販売する。

 松尾さんは「ミネラル分が豊富な土壌を生かし、低農薬で栽培している。付加価値を付け、海外にも販路を広げたい」と意気込む。

=2017/08/09付 西日本新聞朝刊=