佐賀県弁護士会は13日、「下着は白とする」などの不合理で時代にそぐわない中学校の校則の見直しを求める提言書を県教育委員会に提出した。校則に子どもの権利を明記し、子どもが見直しに関与する仕組みを作るべきだとも指摘した。

 県内22の公立中に対する情報公開請求の結果に基づく提言は、下着や靴下、ベルトの色を指定する校則を「教育目的が明らかではない」と指摘。「髪を伸ばす場合は後ろで結ぶか、三つ編みにする」など髪形に関する規定も、細かく決めることの合理性が乏しいとの見解を示した。LGBTなどの性的少数者、多様な文化や宗教を背景に持つ子への配慮も求めた。

 学校は生徒に「校則の意義や成り立ち、必要性を説明することが望ましい」とし、見直す場合は、生徒や保護者の意見を聞いた上で協議する規定を設けることも要請した。同会の東島浩幸弁護士は「(国連の)子どもの権利条約に沿った校則になってほしい」と話した。 (岩崎さやか)