「まいた種が花をひらきつつある。しっかりと実を付けさせ、皆さんにお届けするまでが私の仕事。菊池市の未来のため、一生懸命、仕事をさせていただく」。13日投開票の熊本県菊池市長選で、新人2人を破って4選を果たした無所属現職の江頭実氏(71)は同日夜、当選報告会で4期目の抱負を語った。

 半導体生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)が近隣の菊陽町に進出したのを受け、「数十年に一回の重要な転機。TSMCに最も近い旭志地域に住宅増と大型商業ゾーンを実現するため、下水道などのインフラ整備を早急に進めたい」と強調する。

 市内に県営工業団地が計画されるなど、半導体関連産業の集積が見込める中、「農地と住宅、工業、商業のバランスを取ることが大事」と指摘。「菊池には菊池渓谷に代表される自然、菊池一族の歴史、温泉、食と一流の素材がある。これまで磨いてきた癒やしの環境を提供し、観光と商業の活性化につなげたい」と力を込めた。

 (宮上良二)