福岡県うきは市吉井町でパッチワークを教え、昨年4月に亡くなった小塩初子さん(享年75)のパッチワーク作品展が12日まで、吉井町の矢野家「蔵ギャラリー」で開かれている。午前10時〜午後4時(最終日は午後3時まで)。無料。
小塩さんは30年以上パッチワーク作品を作り続け、後進への指導も熱心だった。昨年8月、月刊誌「家庭画報」が創刊800号を記念して「心を込めた私の手仕事」をテーマに募集した「家庭画報大賞」で、小塩さんの作品「追憶」が「協賛社賞」を受賞した。長女の古賀玲さん(41)が、パッチワーク仲間の勧めもあって小塩さんの作品を応募したものだった。古賀さんは「あらためて母の手仕事の素晴らしさを実感できた。たくさんの人たちに作品を見てもらいたい」とパッチワーク仲間や教え子たちと今回の作品展を企画した。
展示しているのは、小塩さんが長年作りためたタペストリー17点と、バッグやぬいぐるみなど多数の小物。タペストリーはきめ細かな縫い目や図柄の濃淡のグラデーションが美しく、縦横2メートルを超えるような大作も。夫の勉さん(76)は「徹夜しながら熱心に作っていた姿を思い出します」と目を細めていた。 (後藤潔貴)


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