【1973年式 トヨタ カローラクーペ レビン1600 Vol.1】

 1970年に登場した2代目カローラは、3K型OHV 1.2L 68㎰エンジンを搭載した普通の大衆車だった(後にT型1.4Lも追加)。

 これをベースとし、車格としては1クラス上であるTA22セリカ1600GT用ツインカム1.6L 115㎰、2T-G型エンジンを搭載。ボディにはオーバーフェンダーを取り付け、レーシングイメージを増したホットモデルが、1972年デビューの初代カローラレビン/スプリンタートレノ、通称TE27だ。

 とりわけ、オーバーフェンダーが当時の若者たちを魅了した。70年代初頭は、KPGC10スカイライン2000 GT-Rやフェアレディ240ZGなど、オーバーフェンダーを装着したホットモデルが多く存在した時期である。とはいえ、240ZGは車両価格もさることながら税金も高額なため、敷居が高かった。TE27は若者たちにとって、何とか手に届くマシンだった。


後期型の証であるバンパー下まで伸びたFRP製リアオーバーフェンダーなど【写真20枚】



1973年式 トヨタ カローラクーペ レビン1600 (TE27)
SPECIFICATIONS 諸元
全長 3955mm
全幅 1595mm
全高 1335mm
ホイールベース 2335mm
トレッド前/後 1270/1295mm
最低地上高 165mm
車両重量 855kg
乗車定員 5名
最高速度 190km/h
登坂能力 tanθ0.71
最小回転半径 4.8m
エンジン型式 2T-G型
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC
ボア×ストローク 85.0×70.0mm
総排気量 1588cc
圧縮比 9.8:1
最高出力 115ps/6400rpm
最大トルク 14.5kg-m/5200rpm
変速機 前進5段オールシンクロメッシュ
変速比 1速 3.587/2速 2.022/3速 1.384/4速 1.000/5速 0.861/後退 3.484
最終減速比 4.300
燃料タンク容量 43L
ステアリング形式 リサーキュレーティング・ボール式
サスペンション前/後 ストラット型独立懸架/半だ円リーフスプリング
ブレーキ前/後 ディスク/リーディングトレーリング
タイヤ前後とも 175/70HR13
発売当時価格 84.1万円


【2】【3】に続く