NA時代は最上級グレードでも180万円を切るプライスでスタート|1986年式 トヨタ MR2 Gリミテッド スーパーチャージャー Vol.2
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全長4m以下のコンパクトなボディには、先にカローラ系に搭載されて好評を得ていた1.6LDOHCの4A‐G型と、1.5LSOHCの3A‐LU型を搭載。どちらにも4速ATが用意されていたことからも、純粋なスポーツカー以上の存在であることが伺い知れるだろう。
1986年にはマイナーチェンジを実施。内外装のリファインやTバールーフの設定などが行われたが、そのなかでもっとも大きなトピックがスーパーチャージャーをドッキングさせた4A‐GZ型を搭載したこと。それまで上級グレードに搭載されていた4A‐G型の最高出力が130psだったのに対し、こちらは145ps(ネット値)までパワーアップ。また、ターボではなくスーパーチャージャーとしたことで、1.6Lという小さな排気量でも低回転から太いトルクを発揮することが可能となったのである。
▶▶▶【画像20枚】スーパーチャージャー仕様の盛り上がったエアアウトレットが付いたエンジンフードなど
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トヨタ MR2 Gリミテッド スーパーチャージャー(AW11)
Specification 諸元
全長×全幅×全高(mm) 3950×1665×1250
ホイールベース(mm) 2320
トレッド(mm) 1440(前後とも)
車両重量(kg) 1100
エンジン型式 4A-GZELU型
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHCスーパーチャージャー
総排気量(cc) 1587
ボア×ストローク(mm) 81.0×77.0
圧縮比 8.0:1
最高出力(ps/rpm) 145/6400
最大トルク(kg-m/rpm) 19.0/4400
変速比 1速 3.230 / 2速 1.913 / 3速 1.258 / 4速 0.918 / 5速 0.731 / 後退 3.583
最終減速比 4.285
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション ストラット(前後とも)
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ 185/60R14(前後とも)
発売当時価格 225.0万円