【 1983年式 日産 スカイライン ハードトップ 2000 ターボRS Vol.1】

 これまでの季刊発行から偶数月発行となった本誌。記念すべき隔月刊化第1号の表紙を飾ったのは、ハチマル車でもっとも人気の高いDR30スカイラインだ。この車両は、DR30のプロショップとして名を馳せている「ユーティリタス」が手掛けたもの。今年2月末に開催されたノスタルジック2デイズでも展示されていた車両で、実際に会場でその美しい姿に目を奪われた読者も多いことだろう。今回はレストアの全貌を美しい写真とともに紹介していこう。


>>【画像23枚】写真では読み取れないかもしれないが、走行距離は確かに11万kmで、30年以上もたっているこの年代のクルマでは少ない。水平がゼロ指針となるのが特徴のメーターなど


 早速 、エクステリアから。ボディは「じつは今回、塗装はしてないんですよ。それくらい状態が良かったんです」とユーティリタス代表の池谷祐一さん。この個体は走行距離約11万kmの1オーナー車で、前オーナーが相当大事にしていたもの。そのため、事故歴はもちろんなく、前期特有のサビ害も皆無だったそうだ。「後期は塗装が変わったりしているのですが、前期はサビ対策ができていません。なので、ボディが腐ってしまっていることが多いんです。けれど、この個体は保管状態も良くてそんなことはありませんでした」とのこと。とはいえ、ボディはまったく手を付けていないわけではなく、ヘッドライトのオーバーホールやサイドデカールの貼り付けのほか、ドア&クオーター水切りモールとドアフィニッシャー、センターシール、テールレンズは新品部品を装着し、リフレッシュなどしている。


【2】に続く


1983年式 日産 スカイライン ハードトップ 2000 ターボRS(DR30)
SPECIFICATIONS 諸元
全長×全幅×全高(mm) 4595×1665×1360
ホイールベース(mm) 2615
トレッド前/後(mm) 1410 / 1400
車両重量(kg)  1175
エンジン型式  FJ20ET型
エンジン種類 直列4気筒DOHCターボ
総排気量(cc) 1990
ボア×ストローク(mm) 89.0×80.0
圧縮比 8.0:1
最高出力(ps / rpm) 190 / 6400
最大トルク(kg-m / rpm) 23.0 / 4800
変速比 1速 3.321 / 2速 1.902 / 3速 1.308 / 4速 1.000 / 5速 0.833 / 後退 3.382
最終減速比 3.900
ステアリング ボールナット
サスペンション前/後 ストラット / セミトレーリングアーム
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク / ディスク
タイヤ 195 / 60R15(前後とも)
発売当時価格 269.1万円