1台のクルマを永く愛するオーナーに登場いただく本企画。
今回は34年にわたってSR311/フェアレディ2000を所有する方に登場いただいた。
最大の見どころは、前期型の特徴であるローウインドーをレーシングタイプに変えたこと。
ここにホイール、スポイラー、ステッカーなどが相まって、リアルなレーシングフォルムを作り出していた。

【1967年式 ダットサン フェアレディ 2000 Vol.1】

 ざっくりとSP/SRの名前でくくられることが多いオープンモデルのフェアレディだが、じっくり見てみるといくつかに分けることができる。

 まずは北米輸出仕様だった1.2LのSPL212/213、初の国内モデルとなった1.5LのSP310、1.6Lに排気量を上げたSP311、そして2LとなるSR311だ。ここで見落とせないのがSR311で、発売当初の8カ月間だけ作られた前期モデルは、通称「ローウインドー」と呼ばれる。フロントウインドーの上下寸法が低く、愛好家たちの間では一目置かれる存在となっている。

 となると、ここで紹介するローウインドーモデルのオーナーであるオーナーも、こだわりを持って入手したのかと思って聞いてみた。

>>【画像32枚】中央のスピード、水温、油圧、タコなど、メーター類はすべて当時の純正品をそのまま使っている。運転中にエンジン回転を判断しやすいように、パワーバンドが真上、ゼロが真下にくるように回転させているタコメーターなど


【2】に続く

1967年式 ダットサン フェアレディ 2000 (SR311)
SPECIFICATION 諸元
■ エクステリア:オートシロー・レーシングスクリーン、ワンオフダクトカバー、
BREタイプチンスポイラー、汎用フェンダーミラー、HIDヘッドライト
■ エンジン:0.5mmオーバーサイズピストン、純正アルミフィン付きオイルパン8L仕様
■ 吸排気系:ニスモ・ソレックス44PHHキャブ×2、スピリットガレージ・ステンレスタコ足/マフラー
■ 点火系:日立・フルトラ、ウルトラ・プラグコード
■ 冷却系: レース用オプションオイルクーラー/クランクプーリー
■ 燃料系:ミツバ・電磁ポンプ
■ 電気系:ハーネス類純正新品交換、ICオルタネーター
■ 駆動系:クロモリフライホイール
■ サスペンション:コニ・ショックアブソーバー、
(F)フェアレディレストレーション・コイルスプリング(R)日産純正レース用リーフスプリング
■ ブレーキ:マスターシリンダー周辺パネル補強、(F)プロジェクトミュー・ブレーキパッド、
(R)プロジェクトミュー・ブレーキシュー
■ インテリア:ロータス・エラン26Rレプリカステアリング、チェックマンホーンボタン、大森・油温計、
オートシロー・アルミシフトノブ、アルミシフトレバーブッシュ、シフトレバー4cmショート加工、
内装/ダッシュパネル/フロア張り替え、ドアウインドーレス、ワンオフ三角窓取り付け位置カバー、
ウインドーレギュレーター取り付け位置カバー
■ タイヤ:ファルケン・アゼニスST115 185/60R14
■ ホイール:アメリカンレーシング・リブレ 14×5.5J