1台のクルマを永く愛するオーナーに登場いただく本企画。
今回は34年にわたってSR311/フェアレディ2000を所有する方に登場いただいた。
最大の見どころは、前期型の特徴であるローウインドーをレーシングタイプに変えたこと。
ここにホイール、スポイラー、ステッカーなどが相まって、リアルなレーシングフォルムを作り出していた。

【1967年式 ダットサン フェアレディ 2000 Vol.2】

【1】から続く

 ここで紹介するローウインドーモデルのオーナーであるオーナーも、こだわりを持って入手したのかと思って聞いてみた。
「実は、クルマを手に入れた1983年ごろは、ローウインドーに関する知識がなくて、逆に後期型のほうが雑誌などで見慣れていたため、前期型に違和感を覚えたくらいです。でも、いろいろとフェアレディについて知っていくうちに、前期型でよかったと思えるようになりましたね」
 と、ローウインドーの愛車との幸運な巡り合わせを話してくれた。

 しかし、オーナーのSR311は、そんな貴重なモデルであるにもかかわらず、ウインドーをさらに低くする冒険に挑戦している。いわゆるレーシングスクリーンを装着したのだ。


>>【画像32枚】日産純正のトノカバーを閉めると、こんな感じに。レーシングスクリーンとドアの間に見える赤い部分は、純正三角窓を取り除いた際にできた穴を埋める、オーナー手作りのフタなのだ


「4年ぐらい前に、『オートシロー』さんのホームページを見ていたら、レーシングスクリーン付きのフェアレディが出ていたんです。それですぐに連絡を取って、予備のスクリーンを譲ってもらいました。ローウインドーとなる前期型は、フロントのウインドーシールドを外せる構造になってるので、レーシングスクリーンと交換すると同時に、三角窓とドアのガラスも外しています。かなりスッキリしますね」


【3】に続く


1967年式 ダットサン フェアレディ 2000 (SR311)
SPECIFICATION 諸元
■ エクステリア:オートシロー・レーシングスクリーン、ワンオフダクトカバー、
BREタイプチンスポイラー、汎用フェンダーミラー、HIDヘッドライト
■ エンジン:0.5mmオーバーサイズピストン、純正アルミフィン付きオイルパン8L仕様
■ 吸排気系:ニスモ・ソレックス44PHHキャブ×2、スピリットガレージ・ステンレスタコ足/マフラー
■ 点火系:日立・フルトラ、ウルトラ・プラグコード
■ 冷却系: レース用オプションオイルクーラー/クランクプーリー
■ 燃料系:ミツバ・電磁ポンプ
■ 電気系:ハーネス類純正新品交換、ICオルタネーター
■ 駆動系:クロモリフライホイール
■ サスペンション:コニ・ショックアブソーバー、
(F)フェアレディレストレーション・コイルスプリング(R)日産純正レース用リーフスプリング
■ ブレーキ:マスターシリンダー周辺パネル補強、(F)プロジェクトミュー・ブレーキパッド、
(R)プロジェクトミュー・ブレーキシュー
■ インテリア:ロータス・エラン26Rレプリカステアリング、チェックマンホーンボタン、大森・油温計、
オートシロー・アルミシフトノブ、アルミシフトレバーブッシュ、シフトレバー4cmショート加工、
内装/ダッシュパネル/フロア張り替え、ドアウインドーレス、ワンオフ三角窓取り付け位置カバー、
ウインドーレギュレーター取り付け位置カバー
■ タイヤ:ファルケン・アゼニスST115 185/60R14
■ ホイール:アメリカンレーシング・リブレ 14×5.5J