AE86完全攻略シリーズ これまでハチマルヒーローではDR30スカイラインやセドリック&グロリア、GX71マークⅡなど
ハチマル世代を代表するクルマたちを幾度となく取り上げ特集してきた。
だが、ハチロクに関しては絶大な人気を集めているにもかかわらず、深く踏み込んでいなかった。
そんなハチマルヒーローが満を持して大特集。総力をあげてハチロクのすべてをお届けする。
【 1983年式 トヨタ カローラ レビン 2ドア 1600GT アペックス Vol.3】 【2】から続く

 このレビンのオーナー。ピアッツァイルムシャーを2台乗り継ぎ、その後はFC3Sに乗り換えるなど、これまでFRのターボ車ばかり所有してきた。ハチロクは自身初のNAエンジン車で、以前から好きで機会があれば2ドアのレビンを手に入れたいと思っていたそうだ。そんなある日、とある中古車販売店でこの個体を発見。ボディのコンディションは良く、エンジンの調子も問題なさそうだったので、家族とともに同店を訪れた。そして家族からの購入許可も得て、晴れてハチロクオーナーとなった……のだが、実は家族からは、車検切れのまま購入することが条件が出されていたのだ。というわけで、その後はオーナーが家族に車検取得を説得する日々が続き、3年という長い年月を経て、4年前にようやく車検を取得したという。

 晴れて公道走行が可能になったハチロクとオーナーは、各地のイベントに出向いてカーライフを満喫している。そして、「ハイメタル2トーンは人気がなく、色替えされている個体が多いので、現在の状態を維持して行きたいですね」と話していた。


>>【画像16枚】ボディカラーがシルバー/ブラックのハイメタル2トーンの場合、内装色はブルー。GTアペックスでも3ドアはデジタルが標準だが、2ドアはアナログが標準でデジタルはオプション扱いとなるメーターなど


OWNERS VOICE/ブルーの内装パーツがなくて困っています……

 長年かけて車検を取得したハチロクの前で、笑顔を見せるオーナー。「ブルーの内装は珍しいですが、その分パーツがなくて困っています」と嘆く。しかし、長年かけて車検を取得した念願のハチロクだけに、手入れの行き届いた車両を見れば愛情の深さが伝わってくる。
 なお、現在は良いコンディションを維持するため部品調達に奮闘しており、ドアは左右2枚ずつ確保。サビに気をつけているそうだ。


>> EFI-DやT-VIS、SCVといった技術を組み合わせ、DOHCらしい軽快なフィーリングと低燃費を両立した4A‐G型。

>> 2T‐G型の後継として登場した4A‐G型は、その高いポテンシャルでモータースポーツ界でも活躍。なお、この個体はNGK製のプラグコードを装着していた。


【1】【2】から続く


1983年式 トヨタ カローラレビン 2ドア 1600GT アペックス(AE86)
SPECIFICATIONS 諸元
全長×全幅×全高(mm) 4180×1625×1335
ホイールベース(mm)  2400
トレッド前/後(mm) 1355 / 1345
車両重量(kg)  925
エンジン型式  4A-GEU型
エンジン種類 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 1587
ボア×ストローク(mm) 81.0×77.0
圧縮比 9.4:1
最高出力(ps / rpm) 130 / 6600
最大トルク(kg-m / rpm) 15.2 / 5200
変速比 1速 3.587 / 2速 2.022 / 3速 1.384 /
4速 1.000 / 5速 0.861 / 後退 3.484
最終減速比 4.300
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション前/後 ストラット / 4リンク
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク / ディスク
タイヤ 185 / 70R13(前後とも)
発売当時価格 152.3万円