父が愛娘と歩むセリカ一色のカーライフ|ハチマル家族 旧車をこよなく愛する親。そんな親から愛情と嗜好を受け継いで育った子ども。
当たり前のように身近にクルマがあって、クルマと家族の思い出を積み重ねていく。
ハチマル車に囲まれたクルマ好きにとって、うらやましい幸せな家族のカタチがある。

1989年式 トヨタ スープラ 3000GT ターボ リミテッド
1983年式 トヨタ セリカXX 2000GT
1999年式 トヨタ セリカ SS-Ⅱ スーパーストラット
1993年式 トヨタ セリカ SS-Ⅲ
Vol.3

【2】から続く

 その一方で次女さんは、長女ほどクルマへの関心がない。ただし、2年間はマニュアル車で……という父の方針は同じで、必然的にセリカ(ST202)が「おさがり」として新菜さんのもとにやってきた。しかしひとつの事件を機に、セリカを運転することから遠ざかってしまう。「初めてセリカを運転したときにクラッチが戻らなくなったんです。それがトラウマになっちゃって……」。初心者の時に運転したクルマがトラブルに見舞われ、さぞかし怖い思いをしたのだろう。そんな新菜さんを見かねた直之さんは、本人の希望もあり、同型のAT車を探し出した。これには新菜さんも満足したようで、「エアバッグとABSも付いているので今度は安心です」。そして「スタイルが好きなんです。とくにライトが丸いところとか」と、女子らしい観点でセリカの好きな部分を話してくれた。


>>【画像21枚】スープラとセリカXX、父の2台とともに写真に収まるZZT231とST202のセリカなど


>> インパネはノーマルで、変更点といえばナビが付いているぐらい。ホワイトメーターが、いかにも90年代のスポーツクーペといった雰囲気だ。

>> 純正シートはスポーティなバケット形状。長女さんと違い、女子系アイテムはない。

OWNERS VOICE

 取材当日久しぶりに運転したという次女さん。セリカに乗り続ける理由を訪ねると「子どもの頃から家のクルマがセリカだったので、このようなデザインのクルマが普通になっちゃって……」と、育った家庭環境が大きく影響していることを教えてくれた。そして、「姉のセリカよりも、こっちのデザインのほうが好きなんです」と言うあたりに、愛車への愛情を感じることができたのだった。


【4】に続く