圧倒的な走破力は異次元の領域
すべてはパリ・ダカを制するため

【 1998年式 三菱 パジェロ エボリューション Vol.3】

【2】から続く

 迫力満点のスタイルに圧倒的な走破力を持ったパジェロエボは、強烈なインパクトで4WDファンを魅了した。この個体のオーナーも、パジェロエボのとりこになっている。仕事や生活環境で4WD車が必須だったオーナーは、ジムニーやCR‐Vに乗っていた。そんな彼がパジェロエボに出合ったのは6〜7年前。初めて実車を見て、その瞬間、恋に落ちた。

 民宿を営むオーナーは、川魚を釣りに行くことが多く、大きな石が転がる川原やちょっとした岩場、山深い道など、オフロードを走るのが日常だ。そんなときでも、パジェロエボならどこへでも入っていける。「不安はまったくないです。お客さんが川原でスタックしても、このクルマならレスキューできますしね」とオーナー。実際、撮影時には並みの4WD車ではためらう場所を悠々と走り驚かされた。ラリーを戦うための圧倒的な走破力を持ったパジェロエボは、まさに究極のSUVだ。


>>【画像21枚】前後ともに大型化されたオーバーフェンダーなど。エアアウトレットはダミーではなく、機能する本物。このあたりがラリーを前提としたパジェロエボならでは


>> エンジンは3.5L V6 MIVECをパジェロエボ用に新開発。280psのパワーが驚異的な走破性を支える。この個体はK&M製エアクリーナーを装着。「吸気音がスポーティー」と、オーナーがお気に入り。


>> アッパーアームのブッシュはジュラコンブッシュに交換している。これはパジェロ乗り定番ポイントで、キシミ改善に的確な効果あり。同時にリヤデフ吊り下げ部分もジュラコンに。ゴムが腐食しているケースが多いそうだ。


>> サスペンションは4輪独立懸架。走行性能だけでなく、乗り心地も抜群にいい。


OWNERS VOICE  世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつ、熊野本宮大社にほど近い、和歌山県・川湯温泉で民宿大村屋を営むオーナー。ここに来たアユ釣りのお客さんがパジェロエボに乗っていて、まさにひと目ぼれしたそうだ。「見た目だけじゃなくて、どこへでも行ける走破力は本当にすごいです。もう手放せないですね」とオーナー。おいしい川魚や熊野牛、源泉掛け流し温泉、そしてクルマ好きのオーナーが迎えてくれる。熊野の世界遺産巡りの際はぜひ!


>> オーナーが所有するDR30スカイライン・ターボC。ノーマルをベースにリアスポイラーを装着するなど、多少のカスタムを施す。この個体も抜群のコンディションを維持していた。

1998年式 三菱 パジェロ エボリューション(V55W) SPECIFICATIONS 諸元
全長×全幅×全高(mm) 4075×1875×1915
ホイールベース(mm) 2420
トレッド(mm) 1590(前後とも)
車両重量(kg) 1990
エンジン型式 6G74型
エンジン種類 V型6気筒DOHC
総排気量(cc) 3496
ボア×ストローク(mm) 93.0×85.8
圧縮比 10.0:1
最高出力(ps / rpm) 280 / 6500
最大トルク(kg-m / rpm) 35.5 / 3000
変速比 1速 3.789 / 2速 2.057 / 3速 1.421 /
4速 1.000 / 5速 0.731 / 後退 3.865
最終減速比 4.272
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン / マルチリンク
ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも)
タイヤ 265 / 70R16(前後とも)
発売当時価格 390.8万円




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