ハイソカー時代を築いた最高級クーペ

デビューとともに国産車の新たな時代の幕開けを告げたソアラ
美しいスタイリングや豪華な室内、ライバルを凌駕する圧倒的なパワー、革新的な電子制御装備、
そのどれをとっても、クルマが飛躍的に進歩した80年代を象徴する一台となった。
多くのファンを心酔させ、唯一無二の存在となったソアラの全貌に迫る。

【 1987年式 トヨタ ソアラ 2.0GT ツインターボ Vol.1】

 品格のあるスタイルや卓越した走行性能、時代を先取りした先進技術の数々で、瞬く間に人気モデルとなった初代ソアラ。その偉大なる先人の後を継いで1986年にデビューしたのが、2代目にあたるZ20ソアラだ。

「世界最先端技術の粋を結集した最高級プレステージスペシャリティー」をテーマに開発されたZ20ソアラは、初代の面影を残しつつ、より洗練されたスタイリングを手に入れ、新開発のエンジンやトヨタ2000GT以来となる4輪ダブルウイッシュボーンサスペンション、最先端のエレクトロニクス技術など、トヨタ最上級クーペにふさわしい装備で登場。3L DOHCターボの3.0GTリミテッドをトップに、計6グレードをラインナップした。ここで紹介するのは、2L クラス最強のスペックを誇った2.0GTツインターボである。

【画像16枚】2.0GTツインターボは、3本スポーク本革巻ステアリングが標準装備。ただし1987年のみに設定されたエクストラ仕様車では、TEMSやオートドライブとともに、サテライトスイッチ付き2本スポークステアリングが装備された
 



>> 光の反射を利用したクリスタル感のある透明ポリカーボネイト製グリルを採用。モールにロゴが入るのは2.0GTツインターボのみだ。


>> ボディサイドに貼られた「24VALVE TWIN TURBO」のロゴが高性能をアピール。1987年以降はステッカーのレスオプションも選べた。


>> エアロバンパーとセットオプションで用意されていたリアスポイラー。前期のみこのウイング式で、中期以降はハイマウントストップランプ付きに変更された。

1987年式 トヨタ ソアラ 2.0GT ツインターボ(GZ20) SPECIFICATIONS 諸元
全長×全幅×全高(mm) 4675×1695×1345
ホイールベース(mm)  2670
トレッド前/後(mm) 1460 / 1455
車両重量(kg)  1410
エンジン型式  1G-GTEU型
エンジン種類 直列6気筒DOHCツインターボ
総排気量(cc) 1988
ボア×ストローク(mm) 75.0×75.0
圧縮比 8.5:1
最高出力(ps / rpm) 185 / 6200
最大トルク(kg-m / rpm) 24.5 / 3200
変速比 1速 3.285 / 2速 1.894 / 3速 1.275 /
4速 1.000 / 5速 0.860 / 後退 3.768
最終減速比 4.300
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション ダブルウイッシュボーン(前後とも)
ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも)
タイヤ 215 / 60R15(前後とも)
発売当時価格 320.6万円



【2】に続く