11月8日、日本自動車殿堂による歴史遺産車4台が発表された。
選出されたのは日本初の全輪駆動の小型車として登場した筑波号、日本だけでなく北米でも大人気を得たフェアレディZ、同様に世界的人気を得たバイクのカタナ、そしてハイブリッドシステムを搭載した世界初の量産乗用車であるプリウスの4台。

この歴史遺産車のほか、殿堂入りの決まった殿堂者、2022-2023日本自動車殿堂イヤー賞の表彰式典が2022年11月15日(火)13時30分から開催。
オフィシャルサイトにおいて同時配信も行われる。

【画像6枚】2022年日本自動車殿堂 歴史遺産車に選出された4台
2022 日本自動車殿堂 歴史遺産車 筑波号(1934年) 川真田和汪が開発した日本最初の前輪駆動小型乗用車で、 東京自動車工業において130台が製造された。
現在では前輪駆動車は世界の乗用車の主流であり、日本においてはその嚆矢となった 歴史的名車である。


ニッサン フェアレディZ(1969年)/ DATSUN 240Z(1970年) 日産自動車を代表するスポーツカー。北米日産の片山豊さんの提言によって北米市場が求めるスポーツカーとして開発されて登場。
日本では「フェアレディZ」、北米はじめ海外ではブランド名である「ダットサン」を冠した「DATSUN 240Z」として販売され、 その狙い通り北米市場、日本、そして世界各国で人気を博し、モータースポーツでも活躍を見せた。
9年間の販売期間で世界販売台数52万台を記録した歴史的なスポーツカーだ。


スズキGSX1100S KATANA(1981年)/GSX750S(1982年) 「カタナ」の名前の通り、日本刀をイメージしてデザインされたのがスズキが1981年に発売したGSX1100S KATANAだ。
日本に加えて欧米市場でも高く評価され、スズキブランドの確立とシェアの拡大に貢献した。翌82年には750ccモデルも発売。
世界の二輪車市場で新しいジャンルを切り拓いた歴史的バイクである。


トヨタ プリウス(1997年) 世界初のハイブリッドシステム搭載の量産乗用車として、トヨタが1997年に発売したクルマがプリウスである。
現在に至るHV、EVを中心とした環境対応技術の先駆けであり、燃費向上、二酸化炭素排出削減などにおいて技術的方向性を示した歴史的名車として今回の歴史遺産車に選出された。