国内初! ネッツトヨタ富山が
2つのテュフ ラインランド認証を同時取得

 145年の歴史を誇るテュフ ラインランドは、ドイツを始めとしたさまざまな国で、産業用装置や製品、サービスの検査を通じて、品質や安全、環境、テクノロジーを支える世界屈指の第三者検査機関。ドイツでは運転免許試験や車検サービスも担っている。

 そんなテュフ ラインランドの板金塗装工場認証で最上位となる「プラチナ」認証と、クラシックガレージ認証の同時取得を完了したのが、ネッツトヨタ富山だ。2つの認証を同時取得するのは国内初。本誌読者が気になるクラシックガレージ認証については、ロードスターのレストアサービスを手がけるマツダや、ヤナセクラシックカーセンターなどに続いて国内では4軒目。



サービスピットには、クラッチ修理のために入庫したMG-Aが。手前のカルマンギアは、テュフの認証審査において、同店がもっとも得意とする車種として設定したクルマで、過去にも複数台のレストアを手がけている。


 ネッツトヨタ富山は、新庄本町の本店のほか、新車ディーラーやUカー販売店など、県内に9つの店舗を展開。その中の一つが、レストアピットとともに2018年2月にオープンしたGRガレージ富山新庄だ。一般的なディーラーとはひと味違い、カフェスペースなども用意され、クルマファンが集い、語らうような、おしゃれな「ショップ」的な雰囲気の店舗となっている。

 10年ほど前から始まったレストア事業では、トヨタ車に限らず、輸入車にも対応できる体制を敷いている。いまや県内だけでなく全国から問い合わせが多数ある状況だという。

 板金塗装工場のプラチナ認証や、クラシックカーガレージ認証には、修理や整備技術の質に加え、機器や設備、工場の運営管理や法令順守、お客さま対応など、厳格な基準をクリアする必要がある。ネッツトヨタ富山は、そうした厳しい基準をクリアした、世界トップレベルのサービスを提供してくれるのだ。



テュフ ラインランド板金塗装工場認証で最上位となる「プラチナ」認証と、クラシックガレージ認証の同時取得は国内初。認証書の授与式は、2月7日、GRガレージ富山新庄の店舗で行われた。左から、テュフ ラインランド シニアセールス エグゼクティブ栗田隆司さん、ネッツトヨタ富山 代表取締役会長 品川鐵夫さん、同代表取締役社長 笹山泰治さん、トヨタ自動車株式会社 カスタマーファースト推進本部BPサービス推進室長 木全 厚さん。



GRガレージ富山新庄の特等席にディスプレーされているのはMX41チェイサー。2018年、同社の創立50周年記念に併せて手がけられたもの。オーバーフェンダーにレーシングストライプの出で立ちは、ディーラーの枠を越えたワクワク感ある仕上がり。店内の書籍や雑貨は代官山蔦屋書店監修によるもの。しっかりと弊社の「ヤングオート」が飾られていました。


GRガレージ富山新庄のピットでは、トヨタハチロクのチューニングやカスタマイズと並行して、クラシックカーのレストアが進行する。入庫するクラシックカーに車種やメーカーの制限はない。輸入車も国産他社のハチマル車も受け付けている。


この日入庫していた1950年代のMG-Aはクラッチの修理で入庫していた。作業にあたるレストアエンジニアの安達良二さんは、TE47トレノに乗る現役の旧車乗りでもある。修理やレストアの相談に丁寧に対応してくれる。


  GRガレージ富山新庄に隣接して設置されているネッツアカデミーは、専用の研修棟。さまざまな人材育成プログラムに活用される。国道沿いのため窓ガラスや壁には防音が施され、研修に集中できる環境が整えられている。 


研修棟の1階スペースにはトヨタスポーツ800を展示。同店がレストアを手がけた車両で、こうしたクルマも活用し、トヨタの歴史やモータースポーツの足跡を感じながら、さまざまな研修プログラムが実施されている。


 板金塗装工場のプラチナ認証を取得したボデーサービスセンター。いち早く水性塗料を取り入れ、有害物質に囲まれて仕事をすることのない環境を整えた。100%の水性塗料化を実現している。


 本店のショールームは、車両展示だけでなく、地域のさまざまな催しの場としても活用されるスペースとなっている。地域や人の暮らし、そして自動車文化との接点を備える、新しい時代のディーラー像を具現化している。


ノスタルジックヒーロー  vol.198 2020年 04月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)