7月、8月は新幹線や高速道路のサービスエリアで親子連れを多く見かけます。夏休みには遠方に暮らす祖父母宅に泊まるのが楽しみだったという人もいるのでは。4、5歳くらいになるとそろそろ子供だけでおじいちゃん、おばあちゃんの家に泊まることも可能になる年齢です。祖父母の方でもそれを楽しみにしているようです。

 

■ 夏休み、祖母の家に泊まるのが恒例行事?

親もたまには子供を預かってもらって少しゆっくりしたいもの。自宅外でのお泊りもいい経験になるのではと思うのですが……。しかし子供も成長するにつれて、おばあちゃん、おじいちゃんに対する自分の感情を自覚するようになります。かわいがってくれるので大好き、という子もいれば、親よりしつけが厳しいため、祖父母宅に行きたくないと言い出す場合も。そんな時、親としては祖父母の気持ちと、子供の板挟みとなってしまうこともあります。

 

■ 「家に来させないのは、あなたのせいなの?」と娘を責める母親

夏休みは孫をどこに連れて行こうか、親戚にも連れて行って孫自慢しようかなど、祖父母としてはあれこれ計画し楽しみにしているはずです。しかし孫のほうは、しばらくの間とはいえ祖父母宅にいるよりは、地元で友達と遊ぶ方が楽しい……。また、1年に数日間しか会わない祖父母に対して、人見知りする子もいます。そんなときは、親としてやはり子どもの気持ちを尊重すべきでしょう。それについて実母が「あなたの育て方が悪いから、孫が人見知りになってしまう」とか「いつまでも甘やかさないで親の元を離れるのもいい経験よ」と強く言って責めることもあります。

しかし、そこは踏ん張って、あなたは子どもの気持ちを代弁してあげましょう。祖父母宅には行かせないとは言ってないのです。「そろそろお友達と一緒の方が楽しくなっているようだから、泊まる日数を短くするわね」などと言って、数回の日帰りにする方法もあります。お子さんの中には慣れない環境で神経質になるケースもあります。親はそんな子どもの性格をよく把握して、祖父母宅へのお泊りを強制しないよう気をつけましょう。

[執筆:横山 真香(母娘関係改善カウンセラー), 2017年8月9日]

 

【参考】
※執筆者:横山 真香(母娘関係改善カウンセラー)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちから寄せられる母娘関係の相談にのっている。
※写真:PIXTA、本文とは関係ありません