昨年6月に麻薬取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け執行猶予中のテクノユニット・電気グルーヴのピエール瀧だが、今月下旬から俳優業を再開させることを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、瀧は竹中直人、山田孝之、斎藤工の3人が監督を務める映画「ゾッキ」(来年公開)に出演。昨年3月の逮捕からわずか11か月での芸能界復帰だという。

 愛知・蒲郡市で全編を撮影予定で、今週中にクランクインし、瀧の出演シーンは今月下旬に撮影が行われる予定。

 復帰を後押ししたうちの1人が、監督でプロデューサーにも名を連ねる山田。山田は2013年の主演映画「凶悪」、さらに昨年話題になった動画配信サービス・Netflixの主演ドラマ「全裸監督」で瀧と共演。竹中と斎藤も昨年4月公開の映画「麻雀放浪記2020」で瀧と共演している。

 「執行猶予中の俳優復帰は、このところの芸能界ではかなり異例の事態となるが、瀧の逮捕後、『全裸監督』は瀧のシーンをカットせずに配信。『麻雀放浪記』はカットせずに公開されたことが復帰を後押しした。しかし、猶予中にも復帰できるという“前例”はあまりいいことだとは思えない」(映画業界関係者)

 先月31日、麻薬取締法違反の罪に問われた女優の沢尻エリカ被告の初公判が、東京地裁で開かれ、検察側は懲役1年6か月を求刑。今月6日に判決が言い渡される。

 初公判で沢尻被告は、女優復帰について聞かれ、「考えていません」と言い切ったというが、それをそのまま受け止められるはずがないという。

 「女優を辞めると言っているのに、所属事務所は今後も更生に向けてバックアップを続ける事を表明。その裏には、ほとぼりが冷めてからの復帰があるはずだが、瀧が復帰したプロセスが参考になりそうで、おそらく、沢尻被告は執行猶予が付くが、猶予中の電撃復帰もありそうだ」(芸能記者)

 思わぬ“抜け道”のおかげで、復帰へのハードルが下がってしまったようだ。