霜降り明星との2トップで“お笑い第7世代”をけん引しているEXIT(りんたろー。&兼近大樹)。今年は新番組が4月に「ひかくてきファンです!」(テレビ朝日系)、6月に「霜降りミキXIT」(TBS系)、7月に「第7世代が〇〇してみた!お笑いG7サミット」(日本テレビ系)がスタートして、ノリに乗っている。

 2人は俗にいう“バツイチ”コンビだ。お笑い業界でいうバツイチとは、過去にコンビ歴があることを指し、大半はこれに該当する。吉本興業が発表する「男前ランキング」で堂々トップの兼近は、17年まで同じくイケメンの逢見亮太(現・おーみ)と「ぷりずん。」というコンビを組んでいた。逢見はかつてキックボクサーとして活動していたが、あまりのカッコ良さに金持ちマダムから言い寄られたほど。当時は、兼近が引き立て役だった。

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 対するりんたろー。は、16年まで「ベイビーギャング」というコンビを組んでいた。相方は、北見寛明。190㎝近くある長身で、EXILEにいそうなワイルドな風貌。今田耕司、雨上がり決死隊・宮迫博之ほか多くの吉本芸人から“重宝”されていた。学生時代から芸人になってからも、モテない時期がなかったと豪語。吉本芸人によるアイドルユニット「L.A.F.U.」では、リーダーを務めていた。

 ところが、13年6月に無免許運転などで執行猶予判決を受け、16年に再度の無免許運転で逮捕。吉本から専属契約を解除され、コンビは解散した。17年に芸能活動を再開すると、翌18年、大物芸能人からスカウトされた。ビートたけしだ。

 「3月1日付けでオフィス北野に所属したのですが、その月の末に、たけしが退社。声をかけた本人は個人事務所『株式会社T.Nゴン』に移籍しましたが、たけしにとって最後の弟子であることに変わりはありません。現在は、オフィス北野から改称した『株式会社TAP』に籍を置いています」(番組制作会社の現場スタッフ)

 “たけしイズム”を伝承しているTAPは、人生の脱落者を歓迎する。元たけし軍団で、キタノ映画に欠かせない俳優芸人・ガンビーノ小林は元暴走族だ。さらに今年4月、同じく前科者が入社した。北見と同じ元吉本芸人の小笠原まさやだ。
 小笠原は08年6月、当時16歳の女子高生とみだらな行為をしていたことが翌09年に発覚。逮捕されて、無期限謹慎処分を食らい、ケジメ退社した。今は、以前と同じ占い芸人として、TAPのお世話になっている。

 スネに傷を持つ芸人に寛容なTAP。かつてりんたろー。は北見の引き立て役だったが、今では逆転勝利。タップせずに芸能界で生きていると、こんな現象も起こるのだ。

(伊藤由華)