一連のコロナ騒動に隠れて目立っていないが、今年の大きな芸能ニュースと言えば、TKOの木下隆行の契約解除が挙げられるだろう。3月15日に所属事務所の松竹芸能を退所し、その後はフリーでの活動を始めた。

 当初は親交のあった、ハリセンボンの近藤春菜のものまねでも知られるジーニー堤の事務所と業務提携が発表されるも、すぐに撤回される。さらに、ダウンタウンの松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にも出演し、一部メディアで取り沙汰されていたパワハラ騒動は事実であると認めた。

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 その後は、公式ブログやYouTubeチャンネルなどネット空間で活躍してたが、第一線からは消えてしまった。9月20日配信のインターネット番組『チャンスの時間』(AbemaTV)で復帰は果たしたものの、現在に至るまで地上波の復帰は叶っていない。

 芸人としてはかなりピンチと言えるが、そこで彼に救いの手を差し伸べそうな芸人が有吉弘行だ。
 有吉は、テレビやラジオ番組で木下の名前をたびたび出しており、その度にお礼のメールが届いているという。10月13日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、ロケ中に木下への電話を提案。さらに、同月のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)でも、毎週のように木下の名前を出している。10月はタイムマシーン3号の関太がアシスタントを務めており、彼は木下が展開していたぽっちゃり体型の男性に向けたブランド「BUCCA(ブッカ)44」を着用しているため、そのイジりを行ったのだ。しかし、ブッカは一部報道によれば、木下が後輩芸人に無理やり買わせる「押し売り」も取り沙汰されているだけに、繊細な話題でもあろう。ただ、そうしたものを気にせず、木下やブランド名を連呼する有吉には、彼なりの愛情表現も感じさせられる。

 一般的に、事務所を非円満的な事情によって退所したタレントの謹慎期間は、最低でも半年と言われる。3月に退所した木下が、ネット番組に復帰を果たしたのは、約半年後の9月下旬だった。今後はその動きが加速する可能性もある。木下の地上波バラエティ番組への復帰のキーパーソンとなるのは有吉かもしれない。