ちまたにあふれる芸能都市伝説に「女子アナ30歳定年説」というものがある。文字通り、女子アナは30歳前後でいったん人気が落ち着き、以後は結婚する、もしくは別のセクションに移籍、はたまた新天地を求めてフリーの道を歩む人が多いのがそのいわれである。

 さて、来年2021年にめでたく30歳を迎えるのがテレビ朝日の弘中綾香アナウンサー(1991年2月12日生まれ)である。2013年にテレビ朝日に入社後、その半年後の10月には『ミュージックステーション』のサブMCに抜擢。以来、5年以上にわたり「テレ朝のエース女子アナ」「人気ナンバーワン女子アナ」の名を欲しいままにしてきた弘中アナもついに30歳となる。

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 2019〜20年の2年間は弘中アナにとって、勝負の年でもあった。19年8月31日、ニッポン放送で『弘中綾香のオールナイトニッポン0』が放送。テレビ朝日の女子アナが放送局の垣根を越えて、単発とはいえ冠ラジオ番組を担当するのは珍しく、大好評だった。その後も他局出演は続き、20年1月2日には、NHK総合の『新春TV放談2020』にパネラーとして登場している。

 そのためか、弘中アナには19年あたりから「フリー転身説」が常にささやかれていたが、その噂を払しょくするのかのごとく、テレビ朝日系では担当番組を増やしていった。

 弘中アナは『お願い!ランキング』の『太田伯山〜悩みに答えない毒舌相談室〜』でアシスタントを担当。爆笑問題、神田伯山という芸能界屈指の曲者にもひるむことなく存在感を示し、20年10月からは視聴率争いが激しい土曜22時台に弘中アナが連続で出演する『あざとくて何が悪いの?』、『ノブナカなんなん?』がスタート。既にテレビ朝日のバラエティ番組にとって既に弘中アナは「人気局アナ」という枠を越えた「土曜夜の顔」として重要な戦力になりつつある。

 「女子アナ30歳定年説」が正しければ、そろそろフリー転身が視野に入る頃だろう。だが女子アナの活動年数も伸び、土曜22時台を支配する存在となった今、弘中アナはしばらく「テレ朝の人気ナンバーワン女子アナ」として君臨し続けることだろう。