木村拓哉が、21年初の主演スペシャルドラマ「教場II」(フジテレビ系)で命脈を保った。2日に放送された前編は平均視聴率(世帯)が13・5%、翌3日の後編は13・2%で、前年に続いて2ケタをキープしたからだ。

 元SMAPでは中居正広や香取慎吾と異なり、俳優一本のイメージが強い木村。現在は珍しく、フジテレビ系バラエティ「突然ですが占ってもいいですか?」のマンスリーフォーチュンウォッチャーとして出演しているが、これは友人で俳優の沢村一樹のピンチヒッターのため、1月限定。しかし、実はその陰に隠れて、128回も続いているユルすぎる冠バラエティ番組がある。インターネット動画配信サイトのGYAO!がラジオ局のTOKYO FMとコラボしている配信番組「木村さ〜〜ん!」だ。

 木村にとって初で唯一のネット冠番組は、18年8月にラジオ「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」の動画版としてスタート。完全オリジナルのロケ番組で、地上波では滅多に見せない素に近い木村のオンパレードだ。そんななかでファンが特に注目しているのは、48歳の等身大の姿だ。

 「ネット番組とあって、顔にドーランを塗らず、髪もセットなしが珍しくない。ファンが胸キュンする瞬間は、アップになったときに見られる白髪です。天下のキムタクとはいえ、もうアラフィフ。もみあげの生え際や、無造作にムースが付けられている髪のなかに、白いものが交じっているのです」(番組制作会社の現場スタッフ)

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 隠していないことで、逆に好感度が高まったという。老化現象はそれだけではない。老眼のカベにもぶち当たっていたのだ。

 「17年に主演連ドラの『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)を撮っていたとき、朝に新聞を読んでいたら突然目がかすんだそうです。その年の秋、『トムフォード』というハイブランドのフレームで老眼鏡を作製。主力商品はフレームだけで4、5万円もする高級品です」(前出・現場スタッフ)

 トムフォードはブラッド・ピットほか、世界のセレブが愛用していることで知られる。木村は、プライベートショットで幾度となくその装着姿を披露しているが、老眼鏡というより、おしゃれサングラスにしか見えない。

 白髪に老眼。40代の男性なら誰もがぶつかるカベをすでに越えていた木村。負の要素さえ長所に変えてしまうのは、スーパースターたるゆえんか。

(伊藤由華)