2021年1月期のドラマが、3月27日放送の『レッドアイズ監視捜査班』(日本テレビ系)を以って全て最終回を迎えた。

 今期最も視聴率が高かった作品は全話平均視聴率15.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で日曜劇場『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)。続いて11.6%の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)が2位。また、月9ドラマ『監察医朝顔』(フジテレビ系)は11.5%で3位となった。

 その中でも最も注目が集まったと思われるのは、『ボス恋』。放送前は、「『プラダを着た悪魔』のパクリ」「既視感しかない」といった声が集まっていたが――。

 「ドラマ開始当初も上白石萌音演じる主人公の奈未に対し、『仕事舐めてる』などの声が上がることに。仕事パートは最後まで一部ドラマファンからの苦言を集めていましたが、それ以上に評価されたのが玉森裕太演じる潤之介との恋愛パートでした。同じ編集部で働く中沢(間宮祥太朗)と三角関係になったり、潤之介の元カノが引っかき回すなど古典的な展開が多かったものの、それ以上に女性視聴者のツボにハマったのが、潤之介の子犬っぷり。奈未の妄想の中で子犬のように甘えたり、かと思えば奈未を喜ばせるために願い事を叶えるデートを計画したりなど頼れる場面も。多くの視聴者が奈未と同じように潤之介に夢中になった結果、お仕事ドラマから恋愛ドラマに無事シフトでき、視聴率的にも大成功となったようです」(ドラマライター)

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 一方、そのシフトチェンジが失敗してしまったドラマもある。それが全話平均視聴率8.7%となった『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)だった。

 「菅野美穂と人気若手女優の浜辺美波が親子を演じることで話題になった本作ですが、1話で10.3%と最高視聴率を記録した後は、全て一桁視聴率という結果に。浜辺演じる空のリアリティのなさすぎるオタクぶりも物議を醸しました。また、ドラマファンからは後半に進むにつれてタイトルから離れていったストーリーを問題視する声も噴出することに。空が中盤あたりで彼氏を作った後は、実は碧(菅野)と空の2人が本当の親子ではなかったという90年代的な展開から、空が本当の親を巡るゴタゴタが始まり、最終的には親子の絆を深めるというストーリーとなっていました。さらに、周囲の男性たちはほぼみんな碧か空に想いを寄せるような状態になってしまい、視聴者からは、『タイトル詐欺』『よくこんなタイトルとかけ離れたドラマにできたな』という呆れ声を集めてしまいました」(同)

 前評判が悪くても挽回できる作品がある一方、『ウチカレ』の整合性のなさは批判の対象となってしまったようだ。