先月末、東京大学医学部附属病院に中居正広が、自身が経営する個人事務所「のんびりなかい」を通じて弁当とサラダを寄付していたことがわかった。同病院以外にも、新型コロナが流行し始めた昨春から、医療従事者に大手焼肉チェーン「叙々苑」の弁当を複数回に分けて贈っていることが、関係者のSNSで明らかになっている。

 かつて所属していたジャニーズ事務所では、阪神淡路大震災が起こった95年に、関西出身のメンバーがいるTOKIO、V6、KinKi KidsでJ-FRIENDSを結成。CD、アルバム、DVDの収益総額およそ8億3千万円を寄付している。しかし、SMAPは未加入だった。

 11年に東日本大震災が起こると、ジャニーズの全タレントが東日本大震災復興支援プロジェクト・Marching Jに参加。SMAPは配信シングル「not alone 〜幸せになろうよ〜」とベストアルバム「SMAP AID」の売り上げを寄付した。

 同年、復興の意味を込めた音楽特番「音楽の日」(TBS系)がスタート。中居は安住紳一郎TBSアナウンサーと司会を務め、以降、毎年生中継を続けている、翌12年からSMAPが解散する16年までは、NHK総合の音楽番組「“明日へ”コンサート」の総合司会も務め、復興と音楽と寄り添った。

 「SMAPにとって最後のレギュラー番組となった『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、11年からエンディングで毎週東日本大震災への支援金をアナウンス。映像は使い回しではなく、毎回撮り下ろしていました。16年に熊本地震が起こると、この支援も追加。最終回の16年12月26日まで欠かしませんでした」(テレビ情報マガジンの編集長)

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 「スマスマ」ではメンバーが被災地に赴いて、子どもからお年寄りまでに食事を振る舞うシーンが何度か放送された。グループで4億円ほどの寄付をしたといわれているが、中居の場合はプライベートでも被災地の福島県を訪れ、炊き出しを手伝っている。また、熊本震災ではナインティナインの岡村隆史、笑福亭鶴瓶も同行。避難所でアイスクリームを配ったり、乳児を抱っこしている姿がツイッターにアップされた

 今年2月には、紺綬褒章並びに賞杯を受章。「公益のため多額の私財を寄附した」芸能人に該当したためで、元SMAPの香取慎吾、浜崎あゆみ、西島隆弘の名もあった。香取は「新しい地図」の稲垣吾郎と草なぎ剛と一緒に昨年4月、日本財団と基金プロジェクト「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)を発足。ここにも中居は寄付している。続く5月には、東京都医師会が公式サイトで発表した「医療機関へ支援物資を贈った」支援企業・団体のなかに、「株式会社のんびりなかい」の名があった。「食品」を贈ったようだ。

 これらすべてを本人が発信したことは、ただの一度もない。これが”漢”中居の真の姿だ。

(伊藤由華)