6月19日と20日の「国内映画ランキング」(興行通信社提供)が発表され、菅田将暉主演の「キャラクター」が先週の4位から順位を上げ、3位に入った。

 同作は、偶然目撃した殺人犯の顔をキャラクター化し、その作品で売れっ子になってしまった漫画家・山城(菅田)が運命に翻弄されていく姿を描くダーク・エンターテインメント。

 同作で注目されたのは、今作で俳優デビューを果たした人気バンド・SEKAI NO OWARI(セカオワ)のボーカル・Fukaseで、山城やその周囲の人々を恐怖のどん底に陥れる殺人鬼・両角役を演じた。

 4月に行われた完成報告会見で菅田は、Fukaseの役作りについて「一個一個、丁寧に考えているんだなと新鮮だった。『役作りのために、プライベートで包丁売り場に行って、包丁の目の前でセリフを練習していた』って言っていた」と明かし、「ハッとした。何周も回って忘れていたことだなと」と俳優としての初心を思い出した様子。

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 Fukaseは、「そういう練習もしました。でも、もしこれが警備員に見つかって捕まったら、『映画のセリフの練習をしていました』って言い訳しなきゃいけないから、変なプロモーションになっちゃうなと。なるべく早くスーパーを出ました」と笑わせた。

 「どこからどう見ても完全な連続殺人鬼の役だった。役者初挑戦ということもあって、かなりの衝撃。なかなかあの役を演じられる役者はいないはずで、本年度の各映画賞の新人賞を総なめにするのでは」(映画業界関係者)

 もともと、セカオワの歌詞は独特の世界観を描いていることもあってブレイクしたが、Fukaseの壮絶な過去が役作りに大きく影響していたようだ。

 「6月16日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演。その際、中2で集団リンチを受けたり、その後、アメリカに留学するも精神を病み、帰国後、そのまま閉鎖病棟に入院したことを明かした。そんな経験をした俳優はなかなかいないはずで、そう考えるとあの役はFukaseにしかできなかった」(芸能記者)

 次にどんな役で俳優業のオファーがあるのか注目だ。