ダウンタウンの浜田雅功が、アラ還(58歳)にして好感度が爆上がりだ。昭和のヒット歌謡「スーダラ節」のリズムに乗せて「出、出、出前館、出前がすいすいすい〜」と歌うテレビCMのインパクトが強く、新規顧客数もアップしているからだ。

 ダウンタウンとしても、ピンのタレントとしても、司会を務める民放レギュラーは軒並み好調。2人が漫才やコントをしていた時代を知らないティーンエイジャーたちが、父親より上の世代のダウンタウンを支持していることも大きい。

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 救われたタレントもいる。同じ関西出身の関ジャニ∞・村上信五もそんなひとりだ。今はグループ、ソロの仕事に恵まれ、最新シングル「ひとりにしないよ」で「シングル連続1位獲得作品数」「シングル通算1位獲得作品数」の記録を自己更新している。だが、下積み生活は長かった。

 学生時代から仕切りのテクニックに自信があったが、芸能界に入ってからはまったく歯が立たなかった。東京進出後は仕事に恵まれず、成功している同世代や後輩に嫉妬。アラを見つけてはぐちをこぼした。そのヤケ酒に付き合ってくれたのが浜田。連れて行ってもらった焼き肉店で2、3時間ほど文句を言い続けた。

 「20歳ほど下のジャニーズのタマゴがこぼす不満をひたすら聞いていた浜田さん。『どうしたらいいと思いますか?』と聞かれるとひとこと、『我慢や』。この瞬間、村上さんはつきものが落ちたように、脳がクリアになったそうです」(バラエティ番組の構成作家)

 メンバー7人は12年、念願の「NHK紅白歌合戦」に初出場。翌13年、ダウンタウンのレギュラー番組だった「爆笑!大日本アカン警察」(フジテレビ系)の3時間特番に出演した。取材中に黒人SPに連れ去られ、ダウンタウンほか多くの芸能人が収録していたスタジオに連行されるドッキリ企画だった。状況が把握できないまま、スタジオの芸人から浜田の頭をどつくよう乗せられた。迷い、顔をこわばらせながらツッコんでみせると、浜田は殴る蹴るの猛反撃。芸人が一斉に止めに入り、事なきを得た。

 根性試しにまんまと乗った村上は収録後、浜田の楽屋に謝罪のために赴いた。浜田は怒るどころか大いに称え、村上がフジテレビのゴールデン特番に出られるまでになったことに喜びを感じた。

 そんな村上が次に狙うのは、紅白の司会。この3年ほど公言しており、昨年末で嵐がグループ活動を休止したのを機に、今年の大みそかは本気で獲りにいこうとしている。反骨精神をえさにしてここまではい上がった村上。2021年末は東京・NHKホールで白組司会者のマイクを握っていられるか……。

(伊藤由華)