2018年9月に引退した元歌手の安室奈美恵氏の紺綬褒章受章が話題となっている。紺綬褒章は全部で6種類ある日本の褒章の一つだ。受章の対象となるのは、公的機関や公益法人などに500万円以上寄付した個人、あるいは1000万円以上寄付した団体となる。木杯の授与もあることから、安室氏は1500万円以上の寄付を行ったと見られる。

 褒章には様々な種類がある。「自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方」には紅綬褒章、「長年にわたり社会に奉仕する活動(ボランティア活動)に従事し、顕著な実績を挙げた方」には緑綬褒章、「農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方」には黄綬褒章、「会社経営、各種団体での活動等を通じて、産業の振興、社会福祉の増進等に優れた業績を挙げた方」には藍綬褒章がある。

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 さらに、芸能人の受章で話題となるものが、「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方」を対象とする紫綬褒章だ。今回、安室氏が受けたものとは別のものながら、ネット上では、両褒章を勘違いする声も多く見られた。

 紺綬褒章には芸能人も名を連ねる。元SMAPの中居正広、香取慎吾、俳優の高橋一生、女優の仲間由紀恵、歌手の浜崎あゆみなどが過去の受章者だ。

 このほかにも意外な受章者がいる。詳細が明らかにされているところでは、元SMAPマネージャーの飯島三智氏が2020年に受章。飯島氏は「生きにくさ」を抱える女性や子どもの支援を目的とし、日本財団に3000万円の寄付を行った。元プロ野球選手の新庄剛志氏も2007年に、青少年のスポーツ振興を目的とし、古巣の北海道日本ハムファイターズがある北海道へ1000万円を寄付し受章している。