月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)の第9話が30日に放送され、平均視聴率が9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第8話の9.5%からは0.4ポイントのダウンとなり、自己最低視聴率を更新した。

 第9話は、深澤新(岸優太)の妹・心美(原菜乃華)の容態が急変。緊急手術で安定はしたが、間もなく退院も望めそうな時に起きた心美の異変に、深澤は衝撃を受ける。そんな中、心美が臓器提供ドナーの登録がしたいと明かすが、深澤は大反対し――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

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 第9話では、深澤が心美やナイトドクターチームに放ったある言葉に、賛否両論が集まっている。問題となっているのは、心美がドナーになることを完全に拒否した深澤の「お前の代わりに他の誰かが生きるために、何でそんなことする必要があるんだよ! そんなつらいこと何もお前がする必要ないだろ!」という叱責。さらに、桜庭(北村匠海)に愚痴る中で、「あいつが万が一死んで体を傷つけられるようなことになったら、そんなの想像するだけで耐えられないんだよ」「あのカードに名前を書いた途端、心美が死ぬのを待ってるやつらが大勢いるのかと思うとぞっとすんだよ!」と言い放つ場面もあった。

 「実は臓器提供を受けたことのある桜庭は、このセリフにカッとなり喧嘩に。深澤は桜庭の過去を知らなかったとは言え、レシピエントのみならず、意思表示カードを持っている人をも傷つける言葉となっていました。このセリフをドラマに組み込んだことに対し、ネットからは『散々議論されている話題を今更ドラマで描いて、レシピエントを傷つけるセリフ言わせるのはどうなの?』『ドラマのために現実の誰かを傷つけるセリフはやめてほしい』『すごくモヤモヤする』といった苦言が聞かれています」(ドラマライター)

 しかし、このセリフを評価する声もあるという。

 「一方、深澤はその後ドナー登録への理解を深め、最終的には認めるという展開に。人間らしい葛藤が描かれたことについて、ネットからは『医者以前に人間だしドナー受け入れて当然と言うわけではない』『医者の人間らしい葛藤が見れて良かった』とこの描き方を評価する声も聞かれています」(同)

 賛否両論集まったこの展開。センシティブな問題なだけに、様々な意見が集まったようだ。