お笑いタレントが平日帯番組の情報系ワイドショーに起用されることが当たり前になった。一部芸人には、ある共通点がある。女性アイドルグループをプロデュースした過去があるのだ。

 よゐこ・濱口優は、バナナマン・設楽統が司会を務める「ノンストップ!」(フジテレビ系)の月曜隔週レギュラー。大の女性アイドル好きが高じて、19年に歌って笑えるを掲げたアイドルオーディションを実施。Daisuke“DAIS”Miyauchiがプロデュースしていたアイドルユニット「P.IDL」から選抜されたメンバーも合流させて、名古屋発の「PIDL☆未来stage」を始動させた。ところが、昨年のコロナ禍で活動休止を余儀なくされ、現在は派生トリオ「VeryMerry」だけが細々と活動している。

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 「ノンストップ!」木曜レギュラーで、「ゴゴスマ」(CBC・TBS系)にも月曜レギュラーとして出演中のオアシズ・大久保佳代子は、クセが強めの女性ユニットのGM(ゼネラルマネージャー)だった。発足者として手を組んだのは、「とんねるずのみなさんのおかげでした。」(フジ系)ほか多くのヒットメーカーである演出家のマッコイ斉藤氏。14年にバラエティ番組「マルガリン銀行」(TOKYO MX)内で、借金をしている女性限定オーディションを実施。すでにタレント活動をしていた女性らで「ザ・マーガリンズ」を結成した。翌15年、「劇団マーガリンズ」に改名したが、苦境から脱することはできず、翌16年に解散した。

 「5時に夢中!」(TOKYO MX)の元メインMCで、現在は「ひるおび!」(TBS系)午後の隔週木曜コメンテーターと「バラいろダンディ」(TOKYO MX)の月〜木曜MCを務めているふかわりょうは、20年以上ほど前から「ROCKETMAN」と「ryo fukawa」名義で音楽活動もしている。その審美眼で08年、ユーザー育成型のトリオ「COSMETICS」をプロデュースした。ダウンロード数と動画再生数が規定値を超えるまでは、素顔を隠した。無事に突破して素顔解禁後は、それまで顔を覆っていた似顔絵やモザイクを取り払い。だが、さしたる話題になることなく、10年にメンバーは卒業という形を取った。

 「バイキングMORE」(フジ系)の準レギュラーで、「田村淳の訊きたい放題!」(TOKYO MX )では総合司会を務めるロンドンブーツ1号2号の田村淳は、「スルースキルズ」と「道玄坂69」の2つのグループを世に放った。

 「いずれも、スネに傷を持った女性集団。スルースキルズはツイッター発で罵られるアイドル。『今、帰ってほしいアイドル』というキャッチコピーで、TIF(フジ主催の国内最大のアイドルフェス)にも連続出演していましたが、17年に4年の活動にピリオドを打ちました。道玄坂69は現役風俗嬢によるトリオ。高級デリヘル嬢もいて、『明日抱けるアイドル』を標榜しています」(芸能ライター)

 道玄坂69は、BSスカパー!「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」から誕生したが、解散を宣告された。それでも自力でリセットすると公言して、旧スタッフは撤退。田村も手を引き、現在は3人の風俗嬢が独自セールスで生き延びている。

 いつか、芸人の中から第二の秋元康が生まれるかもしれない!?

(伊藤由華)